Queen/Queen | メドさんのマニアックな日々

Queen/Queen

今日はQueenのデビューアルバム "Queen" を。


メドさんのマニアックな日々

A-1 Keep yourself alive
A-2 Doing all right
A-3 Great king rat
A-4 My fairly king
B-1 Liar
B-2 The night comes down
B-3 Modern times rock 'n' roll
B-4 Son and daughter
B-5 Jesus
B-6 Seven seas of Rhye…


当時「ハードロック」と言うと、激しくシャウトするヴォーカル,ズシンとお腹に響くリズム隊,凄腕ギタリストの

長々と続くアドリブ演奏が競う様な大音量で鳴らされるといった感じで、男性の音楽と捉えられていた印象が

有ります。


そこへ、シャウトの代わりにハモり、リズム隊を押さえ目にしてギターとヴォーカルを前面に押し出し、計算された

ドラマチックな曲作りをして、その結果ロックの取っ付き難い部分を押さえ、カッコ良さだけを前面に押し出した

ような彼等がデビューしました。

そのルックスの良さも有って、日本ではこれまでのハードロックに拒否反応を持っていた様な女性を中心に、

熱狂的に迎え入れられましたが、一方本国イギリス、特に保守的な評論家からの評判はすこぶる悪く、

有名な「しょんべん桶」発言なんかも有りました。


ファーストアルバムという事も有って曲の出来不出来は有りますが、ファーストシングルとなったA-1

(「炎のロックンロール」という邦題は…),A-4,B-1等は聞き応えがありますし、そこまで酷評する事も

無い気がしますが。
特にB-1は、ベスト盤等に収められる事が無く後年のファンからは忘れ去られていると思いますが、相当に

レベルの高い、彼等の底力を感じさせる一曲です。