NEO 「TAKE ACTION」-2
昨日の続きです。
第4試合 NEO認定タッグ選手権
30分一本勝負
井上 京子,松本 浩代 (エスオベーション)vs 高橋 奈苗,華名 (共にパッションレッド)
大ベテランの京子と若手No.1の浩代の「怪獣コンビ」に奈苗,華名のパッションレッドコンビが挑戦ですが、
いずれも現在の女子では大型選手で、四人がリングに上がるだけでも相当な迫力を感じました。
チャンピオンコンビは若く大型でも動ける浩代が主として前面に出て、京子がそれをフォローする形だったの
ですが、中盤にアクシデントが発生。
京子が奈苗を持上げ、浩代の膝にぶつける合体攻撃で落とし方が悪かったのか、奈苗の身体が浩代の
足首に掛かり負傷。
応急のテーピングで試合に戻ったものの、殆ど動けない状態となりました。
しかし、そこから京子が奈苗,華名の二人を相手に奮闘。
10分近くを一人で戦い抜き、何度かチャンスも作ったのですが、最後は力尽きる形で奈苗のラリアットで
スリーカウント。
パッションレッドにタイトルが移動しました。
中盤まで迫力と緊張感に溢れる好勝負だっただけに浩代のアクシデントが残念でしたが、そこからの京子の
底力も見せ付けられました。
京子は「女子プロ史上最高の天才」だと思っているのですが、今も健在でした。
浩代の怪我ですが、NEOの発表によると骨に異常は無いものの靭帯を痛めている可能性が有るとのことで、
暫らくは欠場となりそうです。
第5試合 スペシャルタッグマッチ (ハードコアルール)
時間無制限一本勝負
三田 英津子,下田 美馬 (CMLL)vs タニー・マウス,宮崎 有妃
三田引退へのカウントダウンが始まっているのですが、その中で下田との「ラス・カチョーラス・オリエンタレス
(ラスカチョ)」での闘いも始まり、今回はNEOのタッグ職人「NEOマシンガンズ」との試合となりました。
今回はマシンガンズからの要求で、時間無制限,場外カウント無し,凶器使用OKのハードコアルールで
行われる事となりました。
両チーム共に椅子を持ち込んでの入場で、選手コールこそきちんと行なわれたものの、後は試合開始直後に
三田とタニーが私の席の方へ雪崩れ込んで来たのに始まり、場外から遂にはシャッターを開けて外へ飛び出し、
ゴミ箱や自動販売機まで使っての、ひたすらの乱戦となりました。
最後は下田が宮崎にタイガースープレックスを決めて抑えると、三田がデスラップボム (変形のデスバレーボム)
を決めてスリーカウント。
ただ、こういう試合は両チームに因縁や遺恨が有ってこそ、という思いも感じました。
例えば相手がアマンドラなら、違う思いで試合を見たかもしれません。
マシンガンスがラスカチョの土俵に入って、ラスカチョがやりたい試合をやらせた、という所かな。
試合後、三田の引退戦となるラスカチョの相手が発表されました。
未定となっていた京子のパートナーには奈苗が入り、全女の先輩,後輩との試合となりました。
一方、シングルの方は未定で、真琴の可能性もゼロでは無いと思いますが、ファンも含めたNEO関係者が
納得するかとなると、ちょっと難しいかも。
明日は北沢でアイスリボンが13時から有るのですが、田無では南葛の試合 (一般チーム相手)が14~18時に
組まれています。
つっか同様、北沢終了後に田無へ向かう事も考えたのですが、観戦が有料で急いでも半分も見られないと
なるとパスする事を考えています。
一方、プロレスからつっか経由で南葛サポになった某氏は北沢へ行かず田無直行との事で、何故か立場が
入れ替わってしまいました。(笑)