Yessongs/YES | メドさんのマニアックな日々

Yessongs/YES

世間は連休の筈ですが私の方は今日まで出勤で、数多く有ったイベントに全然参加出来なかった為ネタが

有りませんので、音楽ネタになります。
(そういう扱いか…)


YESの "Yessongs" です。


メドさんのマニアックな日々

A-1 Opening (Excerpt from "Firebird suite")
A-2 Siberian Khatru
A-3 Heart of the sunrise
B-1 Perpetual change
B-2 And you and I
C-1 Mood for a day
C-2 Excerpt from "The six wives of Henry VIII"
C-3 Roundabout
D-1 Your move/All good people
D-2 Long distance runaround/The fish
E-1 Close to the edge
F-1 Yours is no disgrace
F-2 Starship trooper


John Anderson : ヴォーカル
Chris Squire : ベース
Steve Howe : ギター
Rick Wakeman : キーボード
Bill Bruford : ドラム (B-1, D-2)
Alan White : ドラム (上記以外)


Yes六枚目のアルバムで、彼等初のライブ・アルバムとなります。


大作主義の彼等らしく、LP3枚組みで発表されましたが曲数はオープニングのA-1や短いギターソロのC-1を

含めても僅か13曲です。
これまで紹介した3~5枚目からの曲が中心になっていますが、C-2はリック・ウェイクマンのソロアルバム

からの曲です。


あの長く複雑な曲をどこまでライブで再現出来ているのか、というのが話題になっていたのですが、演奏を聴くと

きちんと再現しているだけで無く、曲によってはスタジオ以上にスケールが大きく広がりの有る出来となっており、彼等の驚くべき演奏能力の高さが伺えます。
一方、ロックのライブに有りがちな冗長とも言えるアドリブ(無論、それが魅力のバンドも有りますが)が殆ど

含まれていないのも彼等らしいとも言えます。
途中でドラマーが代わっている事でも分かる通り、長期間のツアーからベストの物を選んだのだと思います。


'70年代数多くのロックライブが出ていますが、演奏,録音,曲等総合して5本の指に入れて良いアルバムだと

思っています。