メルシートゥフェスタin September Part-1 | メドさんのマニアックな日々

メルシートゥフェスタin September Part-1

13日に川崎市体育館まで、「メルシートゥフェスタin September」を見に行ってきました。

一ヶ月のイベントで、大会が残り二回、それに伴い4チームの活動停止が報告されてからの大会という事で、

どうなるかと思っていたのですが、開場約30分前に到着したら外で待っているサポーターが少ない事に

驚きました。
入場しても同じで、観客席が更に一部閉鎖され狭くなっていたのも関わらずスカスカでした。


今回サポーター席が予め指定されており、開会式で選手がその席の横に並ぶと言う趣向だったのですが、

チームに拠っては選手もサポーターも少なく、何とも寂しい事になっていました。


今大会は、A,B5チームずつに分かれて総当りの予選→1位チームによる決勝戦という形式でした。


Aブロック


*チャクチャク 1-0 ゼント
得点者:オウンゴール


チャクチャク,ゼント共にメンバーが厳しく、直前参加のメンバーも加えて、チャクが6人、ゼントは5人で控え

不在。
レギュラークラスの則島 奈々美キャプテン,山本 里奈を欠いたゼントは最後方の森辺が守りを固め、GKの

依知川 りんも大分安定してきて、ほぼ互角の展開となりましたが、CKからのボールを処理し切れず痛恨の

オウンゴール。
GKのあじゃ、新加入の朝倉 みず希 (桜井 せなと同じく元YOTSUYA)を中心にチャクが守り切り勝利。


*カレッツァ 1-0 ミスマガ
得点者:小島 くるみ


いきなり、前回決勝戦の再戦となりました。
吉野 ももみが卒業、更に今大会で長谷川 桃,滝 ありさが卒業となり、好成績を収めたいカレッツァですが、

結城 リナは不在。
それでも小島 くるみ,橋爪 ヨウコ,南 まりかとレベルの高いメンバーが揃っており、溝口 麻衣が復帰した

ミスマガを攻守に圧倒。
小島のゴールを守って、スコア以上の快勝でした。
この試合からミスマガは新ユニフォームとなったのですが、フットサルユニの常識を打ち破る様なスコートの

ラクロス風。
タレントチームで無かったら、これは不可能だと思います。


*チャクチャク 0-1 ザナドゥ
得点者:花秋 奈津


メンバーの揃わないライバルチームに対して、ザナドゥは都選抜(?)経験も有る横山 愛子が前回のGKではなく

フィールドで登場。
他にも経験者を揃えるベストメンバーで、久し振りの優勝を狙います。
内容的にも終始圧倒で、こちらも経験者の花秋のゴールで危なげない勝利。


*ゼント 0-0 カレッツァ
得点者:


ザナの勝利で負けられないカレッツァですが、ゼントの森辺を中心とした守りを崩せずスコアレスドロー。
テクニックに加え、攻撃に変化を付けられる結城の不在が痛かったかも。


*ミスマガ 0-2 ザナドゥ
得点者:松本 美佳里,小由里


優勝を狙うザナが、何と無く動きがバラバラのミスマガを個人技でも組織プレーでも圧倒。
松本と小由里の得点で圧勝。

*チャクチャク 0-4 カレッツァ
得点者:南 まりか,橋爪 ヨウコ,小島 くるみ×2


ザナとの直接対決を前に勝利が必須のカレッツァの、一方的勝利。
個人技に優れた選手が多いだけに、波に乗ると手が付けられません。


*ゼント 1-0 ミスマガ
得点者:石渡 奈緒美

ここまで未勝利の両チームの対戦。
この中では個人技が図抜けているゼント森辺の、独走からのパスを受けた石渡が落ち着いて決めて先制。
相変わらず決定力を欠くミスマガの攻撃を抑えて、そのまま勝利。

*カレッツァ 0-1 ザナドゥ
得点者:横山 愛子


決勝進出を狙う両チームの対決は、両チーム共に個人技に優れた選手が揃うだけにハイレベルの攻防が

随所に見られる好勝負となりました。
勝利が必須のカレッツァが小島 くるみを中心に攻めますが、今回で卒業の長谷川 桃に全盛期の決定力が無く、

逆にザナ横山に決められ、そのまま試合終了。
この時点でザナの決勝進出が確定しました。
カレッツァは、今や中心メンバーとなった結城 リナの欠場が大きかった印象です。


*チャクチャク 0-0 ミスマガ
得点者:


ミスマガは遅れてきた西田 美歩も合流してベストメンバーとなりましたが、崩れた流れは立て直せず共に

決定的なシーンも無いまま試合終了。
前回準優勝チームが、未勝利で最下位という結果に終わってしまいました。
個々というよりチーム力で闘うチームだけに、一旦崩れると立て直しが難しいのかも。
チャクはカレッツァ戦こそ惨敗しましたが、他の試合では苦しいメンバーの中しっかり闘っていました。
チームは撤退しますが、移籍して続けて欲しいメンバーもいます。


*ゼント 1-1 ザナドゥ
得点者:西村 優奈 (ザナ),石渡 奈緒美 (ゼント)


決勝進出が決まり余裕の有るザナが、カウンターで横山の突破から前線に残っていたフリーの西村にパスが

通り、そのまま落ち着いてゴール。
西村は、涙の公式戦初ゴールとなりました。
ゼントもエース森辺が孤軍奮闘しますが、厳しいマークで決定的シーンは作れず、そのまま終了かと思われた

残り1分を切った所でアクシデント。
バックチャージ(?)を受けた森辺が脚を傷めて、そのままタンカで退場。
控え選手のいないゼントは、エースを欠き、人数が一人少ない状態で試合再開。
しかし、その直後石渡のループシュートが決まり、同点に。
残り時間も守り切って、大健闘の引分け。
今大会最大の、感動シーンが生まれました。
ゼントは、抜群の実力者エース森辺が自分が目立つよりも、周りを使い成長させようという思いが伝わって

きました。
一時期の南葛松原を思い起こさせますが、周りの選手が成長し森辺がノビノビとプレー出来る様になれば、

怖いチームになります。
GKも大分成長してきましたし、今は過渡期なのかな。


Aブロック結果
1位:XANADU loves NHC 勝ち点10 得失点差+4
2位:carezza 勝ち点7 得失点差+4
3位:ZENT sweeties 勝ち点5 得失点差0
4位:chakuchaku J.b 勝ち点4 得失点差-4
5位:ミスマガジン 勝ち点1 得失点差-4


Bブロック


*四谷 0-1 南葛
得点者:阪本 麻美


実力的に、南葛とアサイの一騎打ちが予想されるだけに、その他のチームには取りこぼせないのですが、その

中では実力最上位と思われる四谷との試合は、南葛のポイントになると思われました。
立ち上がりからほぼ一方的に南葛が攻めるのですが、初戦の硬さも有るのか、なかなかゴールを割れず時間が

経過。
サポーターに若干不安が漂いましたが、エース松原から阪本に綺麗にパスが通り、それを決めて先制。
しかしその後はゴールを割れず、初戦が鬼門の南葛としては最低限の結果を残しました。

*ブルマン 0-1 アサイ
得点者:宮川 明衣


南葛のライバルとなるアサイは、お馴染みのまあこ,マッキー,山口 百恵,庄子 知美,宮川 明衣の固定

メンバー。
ブルマンも以前の、ボールをまともに蹴れるのが谷 ちあきだけ、という状態を脱して、各選手が相手のマークや

ボールキープもしっかり出来る様になっていましたし、GKも安定していました。
0-0が続いて、南葛サポとしては期待が高まったのですが、流石に守り切れず宮川のゴールが決まって、

アサイの勝利。
とは言え、過去の大会から考えるとブルマンの大健闘が光りました。


*四谷 0-0 オミアシ
得点者:


四谷がやや押し気味も、決定的チャンスは無くスコアレスドロー。


*南葛 3-0 ブルマン
得点者:南 結衣,松原 渓×2


アサイとの得失点差を考えると大量得点が欲しい南葛が立ち上がりから攻め込み、1分経たない内に南の

メルシー初ゴールで先制。
その後も一方的な攻勢を仕掛けるが、アサイ戦同様ブルマンもしっかり守りなかなか追加点が取れず。
その中、エースの松原が個人技を活かし2連続得点で3-0勝利。

*アサイ 4-0 オミアシ
得点者:山口 百恵,庄子 知美×2,マッキー

こちらも大量点の欲しいアサイが、立ち上がりから猛攻。
アサイの個人技に付いていけないオミアシに対し、次々とゴールを重ね4-0の圧勝。
この時点で、南葛に1点のアドバンテージ。


*四谷 0-0 ブルマン
得点者:


テクニックでは四谷が上回るも、人数がギリギリで交代出来ない事も有って、運動量は不足。
ブルマンが良い形を作る場面も有ったが得点には至らず、これもスコアレスドロー。


*南葛 0-0 アサイ
得点者:


決勝進出を賭けた大一番。
両チーム共に守りから中盤はしっかりしているが、決定力に難ありとチームカラーは似ており、過去にも常に

ガップリ四つの好勝負を行なってきましたが、今回も同様で激しい中盤の潰し合いが続き時間がアッという間に

経過。
やはりこの時間で決着を付ける事は難しく、スコアレスドロー。
最終戦での得失点差勝負となりました。


*ブルマン 0-0 オミアシ
得点者:


前回の「最下位決定戦」ですが、その時に比べると試合内容は大分良くなっていました。
特にブルマンに成長が見られ、むしろ押し気味の試合展開でしたがやはり得点には至らず、スコアレスドロー。
両チーム共に練習を積んで、それなりに成長しているのは認めますが、大会出場となるともう一段のレベル

アップは必要かな。


*四谷 0-2 アサイ
得点者:庄子 知美,山口 百恵

南葛にプレッシャーを与える為にも得点の欲しいアサイが一方的に攻め込み、早い時間帯で庄子のゴール。
更に山口のゴールの時点でまだ時間が半分残っており、南葛に取って苦しくなるかと思われましたが、四谷が

そこから良く粘り、決定的なシーンも防いで2-0で終了。
四谷の出場選手は結構レベルが高く良いフットサルをやっているのですが、いかんせんメンバーが5人で控え

不在は厳し過ぎます。
残留を決めたのだし、しっかりと補強,練習を行なってほしいです。


*南葛 3-0 オミアシ
得点者:南 結衣,阪本 麻美,松原 渓


2点以下では予選敗退の南葛が攻め込みますが、焦りが感じられなかなか決定的なシーンを作れず。
特にキャプテン吉川がイライラしているのは、サポーター席にまで伝わってきました。
その中、試合中盤になってようやく南のゴールが決まり先制。
再開を急がせる姿に少し安心しましたが、直後に阪本がドリブルで持ち込み2点目のゴール。
更に松原の貴重なゴールが決まり、アサイと並ぶ。
残り時間は2分近く有ったのですが、ゴールを割る事は出来ず3-0で終了。


南葛とアサイが勝ち点,得失点差,総得点が同じで、直接対決も引分けで全く並びました。
当初のルールでは、こういう場合「ジャンケン」となっていたのですが、流石にそれでは酷いと思ったのか急遽

PK戦に変更となりました。

アサイ先攻で、マッキーと南葛松原がそれぞれ決めて1-1。
アサイ山口が外し、南葛阪本が決め、南葛2-1のリード。
アサイ庄子のシュートを南葛GK野崎が止め、南葛の決勝進出が決定。

当該チームがドローで得失点差で天国と地獄というのは、3月には南葛も経験していますが何とも釈然と

しない物が残りますので、むしろPK決着は良かった気がします。


アサイは、今回も控え選手の登場場面は無し。
育てぬままでのチーム解散は、控え選手達に取ってはちょっと可哀想だったかも。


Bブロック結果
1位:南葛シューターズ 勝ち点10 得失点差+7
2位:ASAI RED ROSE 勝ち点10 得失点差+7
3位:YOTSUYA CLOVERS 勝ち点2 得失点差-3
4位:Team Blue Mountain 勝ち点2 得失点差-4
5位:OMIASHI 勝ち点2 得失点差-7


続きは、明日で。