Atom Heart Mother / Pink Floyd | メドさんのマニアックな日々

Atom Heart Mother / Pink Floyd

Pink Floydの「Atom Heart Mother (原子心母)」です。


メドさんです

A-1 Atom heart mother
a. Father's shout
b. Breast milky
c. Mother fore
d. Funky dung
e. Mind your throats please
f. Remergence
B-1 If
B-2 Summer 68
B-3 Fat old sun
B-4 Alan's psychedelic breakfast
a. Rise and shine
b. Sunny side up
c. Morning glory


ピンク・フロイド5枚目のアルバムとなりますが、最も有名かつ重要なアルバムの一つかと思います。


ハイライトは何と言ってもA面全体を占めるタイトル曲ですが、メンバーだけでは無くストリングス,ブラス,女性

コーラス等を大々的に採用した非常に広がりの有る世界を見せています。
曲の構成はロックと言うよりクラシックの手法を全面的に採用しており、ロック・ミュージシャンが作った現代の

クラシック音楽と呼んで良いかと思いますが、クラシック関係者からの評価も高い様です。
この一作で、彼等は一気にイギリスを代表するプログレッシブ・ロックのトップ・バンドとなりました。
今聴いてもスケールの大きさ、迫力は新鮮に感じられます。


一方B面ですが、A面とは雰囲気が随分と変わっています。
B-1~3は、プログレッシブぽくはないライトな雰囲気のナンバーが並んでいますが、これもまた彼等の一面では有ります。
最も謎なのが、B-4。タイトル通り、としか言い様が無い作品(曲とは言い難い)です。
これまでに、A面とB面を聴いた割合は9:1くらいかと思います。(笑)


当時のロック・ファンに取ってはマスト・アイテムの一枚で、あちこちの家でこの牛のジャケットを見たものです。
ただ、今でも曲とタイトルとジャケットの関係は謎のままです。(笑)


もし未聴の方がおられましたら、一度は聴いて戴きたい一枚(A面?)です。