Act like nothing's wrong / Al Cooper | メドさんのマニアックな日々

Act like nothing's wrong / Al Cooper


メドさんです

今年最後の音楽ネタで、Al Cooperの "Act like nothing's wrong (倒錯の世界)" です。

 

A-1 Is it on the downbeat ?
A-2 This diamond ring
A-3 She don't ever lose her groove
A-4 I forgot to be your lover
A-5 Missing you
A-6 Out of left field
B-1 (Please not) One more time
B-2 In my own sweet way
B-3 Turn my head towards home
B-4 A visit to the rainbow bar & grill
B-5 Hollywood vampire

 

 

'05年,'08年と新作を発表している彼のその前作に当たりますが、1976年の作品ですから実に約30年もブランクが

有ったという事になります。

 


ギタリスト,キーボード,シンガー,コンポーザー,プロデューサーと非常に幅広い才能の持ち主で、決して多作では

無いのですが質の高い作品を多く残しているのは、これまで紹介した通りです。
このアルバムはそれまでの彼のアルバムに比べると、比較的リラックスした印象を与えてくれる気がします。
年齢的にも、立場的にも落ち付いた状況がなせるものなのでしょうか?


曲としてはB-5が出色の出来で、聞き応えが有ります。また、A-2はゲーリー・ルイスとプレーボーイズで大ヒットした彼の

作品をセルフ・カバーした物で、こういう曲を入れるのも余裕の現われかもしれません。
尚、一見11曲入りに見えますが、A-1, B-4は会話を生撮りした1分足らずの物で実質は9曲です。
その辺のお遊びも彼の得意とするところではあります。


*彼は結構ジャケットに顔を出していますが、すんなりと出しているのは「New York City」くらいかな?
 今回の画像は彼の顔に女性(奥さん?)の身体ですが、裏(表?)ジャケは逆に女性の顔に彼の身体が付いた物に

なっています。