マッスルビーナス達 | メドさんのマニアックな日々

マッスルビーナス達

「マッスルビーナス (以下MV)」達が先日のさいたまシティマラソンに参加したのですが、その際にも彼女達の

個性が出ていて面白かったです。

入着順に印象を。


藤本 つかさ
MVの中では志田と共に「ツートップ」と呼ばれていて、彼女自身は「自分が最強」と称していますが、体格や

格闘技経験の違いも有り、一般的には「二番手」の評価です。
本人はそれが悔しく、今回のマラソンでも「MV内トップ=志田に先着」を目標にしていて、それが達成された

のが嬉しかったみたいです。
ゴール時のヘロヘロ度も一番でしたが、最初先行されていた志田を、彼女がドリンクを飲んでいる時に気付か

れない様に(?)抜いて行ったり、TV撮影のクルーがいても、他の選手が手を振ったりしているのに対して藤本

だけは目もくれずに走り去ったり、という話からも彼女の意地を感じました。
二人のシングルはまだ組まれていませんが、「夢の対決」として取ってあるのかな?
トーナメントの決勝で当たれば最高なのですが。


志田 光
↑の通り「MV最強」と評価されており、本人もその自覚を持っています。
ただ、柔剣道をずっとやっていた事も有って瞬発系の種目は得意でも、長距離は苦手らしいです。
それでも「最強」のプライドから走り抜き、藤本以外には先着しました。
途中で藤本に抜かれた事には気付いていなかったそうで、気付いていたらそれを追ってもっと記録が良かった

かもしれません。
走り終わって一段落付いた時に一番辛そうだったのが志田で、特に腰を相当痛がっていました。
苦手種目を克服した事で、更に自信を持ってパワーアップしたら先輩レスラーに取っても脅威になります。


松本 都
はっきり言えば、現在の評価は「MV最下位」です。
身体も小柄で細身 (本人曰く、徐々にポニョってるらしいですが)ですし、パワーもテクニックも劣ります。
それでもそれを唯一(?)認めていないのが本人で、先日のMV最強と言われる志田との試合でも本気で勝てる気で対戦し、負けて本気で悔しがっていました。
マラソンでもトップを狙っていたみたいですが、その割には練習や食事等の知識も不充分で、3日前に同距離を

走り切って前日まで足を痛がったりと、無茶苦茶です。(笑)
そんな状態なのに、最も余裕の有る表情で走り切り、レース後には「フルでも大丈夫」とのコメントも。
その後、昼食を前にダウンもしたのですが…
プロレス業界で言う「トンパチ」 (何をやりだすか計算が出来ない無鉄砲。ディック・マードックや橋本 真也等)

ですが、そのキャラが活かされて、大言壮語に実力が伴えば面白い存在になりそうですし、身体的にはともかく、性格的には最もプロレス向きかもしれません。
今の所は「勘違いも甚だしい (by さくら えみ)」らしいですが。(笑)


古賀 祥子
MV最長身で素質に恵まれていそうなのですが、グラドル安藤 あいかに3連敗する等まだそれを活かし切れて

いません。
レース後彼女達が話しているのが聞こえたのですが、今回は殆どマラソンの練習をせずに臨んだみたいですが、余裕を残した感じで完走しました。
実はマラソン (ハーフかフルかは分かりませんでしたが)の経験も有り、長距離は得意らしいです。
今回もきちんと調整していたらトップになったかもしれないのですが、練習嫌いなのか、欲が無いのか。
性格的にも大人しいみたいで、↑の松本と足して割れば丁度良いのかも。(笑)


真悠 いちこ
試合では、効いているのかも分からない「ストンピング1,2,3,4,5」やヒップアタックで観客を失笑させたと思ったら、

突然大技のカナディアンバックブリーカーや切れの良いドロップキックを繰り出したり、固め技もキッチリとして

おり妙に勝率が良いです。
結果として非常に効果的なチェンジオブペースが、計算なのか天然なのか分からない不思議なキャラなのです

が、今回は一番きちんと練習したみたいです。
その練習も制限時間である2時間20分丁度で走る為だったらしいのですが、結果も制限時間ギリギリと予定

通りでした。
周囲に速いランナーがいて制限時間も気になる状況で、初めて走って予定通りのタイムを達成するには、相当なしたたかさを持っていないと無理だと思います。
となると、プロレスもしたたかな計算の上なのかもしれません。
トーナメントで次に当たる藤本も、真悠ペースに巻き込まれると足元をすくわれるかも。