(参考 生命の実相第37巻幸福篇上 谷口雅春著)
<二月一日>(2/2)
【いろいろの眼の光のあるうちで、一番わたしの好きでない眼は狡い光の眼である。愛の光のある眼は温かく、智恵の深い眼は時として冷たい。時として冷酷にさえ感じられる。冷たい眼でも、その冷たさが智恵の深いために冷たい光を湛えているのは崇高にさえ感じられる。
隠し心のある眼、正面を真正面(まとも)に見られない眼、下を向いていて上眼づかいで見る眼、顔の向かぬ方を盗み視する眼―およそ狡い眼の光はこういう眼の種類である。
ぱっちりと打ち開いた愛くるしい隠しのない眼の光で相手を見る人は必ず好運である。
形は心の影である。目の形、眼の光、そのとおりの形のものがあなたの運命をあらわしている。
どんよりと曇っている眼の人は、心も曇っている。眼の三角の人は心も三角である。】