57.ステージⅢb ⇒ ステージⅣ 判定 | 40代半ばの大腸がん闘病日記

40代半ばの大腸がん闘病日記

40代半ばの2017年3月、大腸がん宣告され4月に摘出。程なくして肝臓転移が発覚、8月に摘出。ステージⅣ。
バタバタと始まった闘病生活の記録をしたく、ブログを始めました。
皆さま、どうぞ宜しくお願いしますm(._.)m

今日は手術後初めての検診でした。

退院して約2週間ぶりの病院。

お盆明けの月曜日、駐車場も病院内もいつも以上にごった返しているような状況でした。

 

肝臓の機能回復、炎症状況などの確認だと思いますが、まずは採血を実施。

 

ですが、ここでトラブル発生。

いつも通り、右腕を出し、血管位置の確認をされたのですが、看護師さんが血管位置を探すのを苦労している様子。

いつもはそれほど時間がかからず採血してもらっていたので、不安がよぎります。

 

ようやく探り当てたようで、針をぶっす。でも、いつもの刺される場所より1cm以上横にずれた場所。

痛みはそれほどありませんでしたが、血は全く出て来ず。

看護師さんから「ごめんなさい、血が出ないようで、左腕を出していただけますか?」。

初めての経験でした。

その後、左腕は問題なく、無事に終わりました。 

採血ルームを出る時には、両腕の止血のため、上半身はコサックダンス状態となってしまいました(笑)。

 

その2時間後、肝臓執刀医の先生の診察。

幸い、血液検査の結果も良好、傷口の治りも良好とのことで、退院時に処方していただいた薬の服用は中止となりました。

 

続いて、摘出した肝臓の病理検査の結果説明。

摘出した肝臓は、約70グラム。肝臓の中に白く丸い塊が映っていました。腫瘍の大きさは約3cm。

病理結果は、大腸がんと同じがんのタイプ。

つまり、大腸がんのステージⅣであることが確定しました。

 

ある程度は心構えは出来ていたので、意外と冷静に先生のお話を伺うことができました。

むしろ、全く別物の腫瘍であったとしたら、それはそれで困ってしまったと思います。

影は3つありましたが、切除したのは1つ。

残る2つは、術中のエコー検査等で腫瘍と言い切れず採る必要は無いとの判断。

経過観察となっています。

 

振り返ってみると、3月に大腸がんが見つかり、4月に手術。

そして、術後の化学療法突入かと思いきや、肝臓転移が発覚、今月肝臓の一部切除を行いました。

結果として、これまで一度も化学療法をせずに、今に至っています。

 

現時点で分かっているのは、

化学療法をしていない今の身体では、転移した腫瘍は、発見後2か月程度で3cmサイズにまで一気に成長するということ。

 

そんなことを踏まえ、速やかに化学療法に入る方法もあれば、

化学療法を一旦見合わせ、再発した時点で採れるのであれば手術、

採れないのであれば化学療法や放射線治療を選択する方法もあるかもしれません。

正直、どのような治療を受けたらよいのか?

 

化学療法を行うと、のちのち強敵が現れるような気もして・・。

考えれば考えるほど、きりが無いような。

 

これらのことを踏まえつつ、今後、大腸がん担当医の先生と治療内容を決めていければと思います。

一歩、一歩前進できればと思います。

 

 


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