9.注腸検査(大腸X線検査) | 40代半ばの大腸がん闘病日記

40代半ばの大腸がん闘病日記

40代半ばの2017年3月、大腸がん宣告され4月に摘出。程なくして肝臓転移が発覚、8月に摘出。ステージⅣ。
バタバタと始まった闘病生活の記録をしたく、ブログを始めました。
皆さま、どうぞ宜しくお願いしますm(._.)m

内視鏡検査にて大腸がん宣告を受けたのち、後日、CT検査に加えて注腸検査が行われました。

注腸検査は、大腸X線検査やら、大腸バリウム検査など色々な呼び方があるようです。

 

この検査は、胃のバリウム検査と同じで、大腸にバリウムを流し込みレントゲン撮影するもの。

大腸に居座る病変の位置や形状等を炙り出そうとする検査だと理解しています。

 

内視鏡検査と同様に、検査前日は病院指定食を食べ、指定された時間に薬を飲みます。

そして、検査当日の朝には、座薬を入れます。

挿入した座薬はすぐに排泄せず腸内に20分程度留めるとのこと。

下剤も飲んでいるので、これが意外と厳しかったです。

ムズムズしながらも、出さないようにお尻に力を入れ、無事にクリアー。

 

その後、病院に到着し、いよいよ検査。

バリウムはお尻から入れることは分かっていたのですが、ここで衝撃の事実。

「検査中も、管をお尻に挿したままにしますので、抜けないようにお尻に力を入れ続けてください」、「抜けてしまう方もいるので、注意してくださいね」とのこと。

肛門の筋力がどれだけあるのか? 抜けない自信はゼロ。

ぶっつけ本番で、検査がスタートしました。

 

まずは、腸の動きを止めるため、薬剤を肩付近に筋肉注射。これが痛かった~。

そして、検査台へ。検査台は、胃のバリウム検査の時と同じ台。この台に乗ってお尻を先生に突き出すようにして横向けに。

ホースをお尻に挿しバリウムを注入。この時は全く違和感なし。あっという間の注入完了でした。

その後、ガスを入れられます。そうすると、お腹の中で、ゴボゴボと音と圧が。

管が抜けないか? 緊張が走ります。

加えて、「はい、仰向けに」、「はい、うつ伏せに」、「右の腰を上げて」、「もちょっと、上げて」、「はい、止めて」、「次は逆向きに」などなど、オーダーの嵐。

 

お尻から管が抜けないように気を付け、これらオーダーに応えるのは、結構きつかった~。

検査時間は、約20分ぐらいでした。

手術に向け、また一歩前進したのでした。

 

 


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