去年の夏、何度もリベンジしてついに
開翅の緑を見ぬまま終了したミドリシジミくん
今年も性懲りも無くリベンジに行って来ました
熊対策に、鈴だけでなく、今回から武器まで持参で・・・!
ミドリシジミくん、いらっしゃいました
開翅しなくても、十分に可憐な森の妖精です・・・
・・・ですが、緑に輝く表側をやはりナマで見てみたい・・・。
朝がチャンスと言われるので、去年は暗いうちに出発、
早朝から張り込みましたがダメでした・・・
今回も午前~午後、開翅を見られないまま夕闇が迫ってきました・・・
夕刻、同じ場所に複数頭が集まっている光景が
あちこちで目につくようになってきたような気がします・・・。
開翅しているメスちゃんがいます。
少しだけですが、翅表の模様が見えます。
AB型(←翅表に青色と橙色の斑点がある)タイプの個体のようです。
このタイプのメスちゃんの開翅は初めて見ました
ついに辺りは薄暗くなり、食草であるハンノキの周りでオスくんたちが飛び始めました。
なわばり主張( テリ張り )の空中戦が始まったようです・・・。
2頭、3頭・・・オスたちがひたすらクルクルと飛び回ります。
時々、食草に降りて休憩するオス。
そして・・・ついに・・・!!
緑色というより青色・・・!?
輝く鱗粉に覆われた翅の表は、夕闇の林の中で、まるで自ら発光しているかのようです。
蝶の翅の色は色素によるものでなく、構造色なので角度により色がかなり変わりますね
今度はやや緑を帯びた光を放っています。
↓最後は夕方、オスたちがテリ張りを始める動画です
切なる祈りが聞かれて嬉しいです・・・
心から感謝しながら帰途に就きました