紀伊半島付近にある台風10号などの影響で東海や近畿、関東では大気の状態が非常に不安定になっていて局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。
関東や東海では、すでに大雨となっていて気象庁は引き続き土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、川の氾濫に警戒するよう呼びかけています。 記事以下↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240901/k10014567751000.html
気象庁によりますと、台風10号は、1日午前3時には東海道沖をゆっくりとした速さで東へ進んでいます。
中心の気圧は998ヘクトパスカル最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心の東側220キロ以内と西側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風の動きが遅いうえ、台風の周辺や太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気の影響で、関東や東海などでは局地的に雨雲が発達しています。
1日午前5時までの72時間で、静岡県熱海市網代では平年の8月1か月分の3倍以上に達する623.5ミリの雨が降ったほか、神奈川県海老名市では平年の8月1か月分の2.7倍の438ミリの雨が降り、いずれも1976年に統計を取り始めて最も多くなりました。
各地で土砂災害が発生するおそれが高まっていて、神奈川県、静岡県、埼玉県、東京都では「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
台風はこのあと日中にかけて紀伊半島付近を北上し、徐々に勢力を弱めながら今夜には熱帯低気圧に変わると予想されていますが、その熱帯低気圧の周辺や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の影響で、東日本を中心に2日にかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みです。
特に東海や近畿、関東では局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。
[http://www.heart-wing.com]