広島に原爆が投下されて8月6日で79年となります。
国際情勢が緊迫化し、核兵器廃絶に向けた道のりが厳しさを増す中、被爆地・広島では、核兵器が二度と使われてはならないという思いを強い危機感を持って国内外に訴えます。
広島に原爆が投下されて79年となる6日、広島市の平和公園には、朝早くから被爆者や遺族が訪れ、祈りをささげていました。
記事以下↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240806/k10014537541000.html
午前8時から広島市の平和公園で行われる平和記念式典には、被爆者や遺族の代表をはじめ、岸田総理大臣のほか、アメリカやイギリスなど核保有国を含む109か国の大使などが参列する予定です。
式典では、この1年に亡くなった人や死亡が確認された人、合わせて5079人の名前が書き加えられた34万4306人の原爆死没者名簿が原爆慰霊碑に納められ、原爆が投下された午前8時15分には、参列者全員で黙とうをささげて、犠牲者を追悼します。
ロシアによるウクライナ侵攻の長期化など国際情勢が緊迫化する中、世界では軍備を増強したり、核保有国の「核の傘」への依存を強めたりする動きがみられ、核兵器廃絶に向けた道のりは厳しさを増しています。
一方、被爆者たちの平均年齢は85歳を超え、平和を訴える声をこれまでと同じようにあげ続けていくことは、難しくなっているのが現状です。
原爆資料館には昨年度、国内外から198万人が訪れ過去最多を更新していて、広島への関心が高まる中、どのように被爆の実相を伝え、核兵器廃絶につなげていけるかが課題となっています。
被爆地・広島では、犠牲者を追悼する祈りに包まれるとともに、核兵器が二度と使われてはならないという思いを強い危機感を持って国内外に訴えます。
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