前線と低気圧の影響で東日本などで雨が降り、気象庁は「近畿と東海、関東甲信が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
これまでの雨で地盤が緩んでいる所があり、東京の伊豆諸島では引き続き土砂災害に警戒が必要です。
気象庁によりますと前線と低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、東日本を中心に雨が降っています。
昼ごろには関東甲信や伊豆諸島で雨が強まり、新島空港では正午前までの1時間に50.5ミリの非常に激しい雨が降ったほか、伊豆諸島の利島では午後0時20分までの1時間に46.5ミリの激しい雨を観測しました。
伊豆諸島では「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
記事以下↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240621/k10014487611000.html
近畿と東海、関東甲信ではこの先1週間も雨や曇りの日が多くなると見込まれることから、気象庁はきょう午前、3つの地域が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
近畿と東海の梅雨入りは去年より23日、平年より15日、関東甲信の梅雨入りは去年より13日、平年より14日いずれも遅く、関東甲信は過去3番目の遅さとなりました。
一方、鹿児島県の薩摩地方と大隅地方では明け方に線状降水帯が発生しました。
21日朝までの24時間に降った雨の量は、鹿児島県指宿市で423ミリ、鹿児島市喜入で370.5ミリと、いずれも気象庁が統計を取り始めてから最も多くなりました。
九州南部の大雨の峠は越えましたが、鹿児島県では鹿児島県ではこれまでに降った雨で地盤が緩んでいるところがあり、引き続き土砂災害に十分注意して下さい。
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