フィギュアスケートの男子シングルで数々の実績を残し日本のフィギュア界をけん引した宇野昌磨選手が引退会見を行い、「全力で毎日取り組んできた自分を褒めたい」と晴れやかに語りました。
26歳の宇野選手はオリンピックのフィギュアスケート男子シングルで2大会連続でメダルを獲得したほか、世界選手権でも日本の男子選手で初めて2連覇するなど活躍し、今月9日に自身のSNSなどで現役引退を発表しました。
記事以下↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240514/k10014448401000.html
そのうえで「未練はまったくない。ここまで毎日同じことを磨き上げてこられ、すばらしいことを成し遂げることができたと思う。全力で毎日取り組んできた自分を褒めたい」と晴れやかな表情で語りました。
背中を追いかけ続けてきた羽生さんやネイサン・チェンさんについては「雲の上の存在でいつか同じ立場で戦えるようになりたいと常々思うすごいスケーター2人だった。大会というよりもふたりの人間性というもののすばらしさのほうが記憶に残っている」と話しました。
そして後輩たちに向けて「フィギュアスケートはこの数年間で技術を含めて表現の部分でも本当に進化している。ハイレベルになっていくのが今後も楽しみだし、全員がいい結果を出すことを望むが、本人が一番楽しく、自分が目指しているスケートを体現できる選手が1人でも多く現れるといいなと思っている」とエールを送りました。
今後はプロとしてアイスショーなどで活動するということで「自分が全力を出して、日々楽しいと思えるプログラムを作りたい。“これをやらなきゃ”ではなく“やりたい”という気持ちからすばらしいプログラムが生まれる。引き続き応援して欲しい」と決意を新たにしていました。
記事には発言の詳細などが記されています。
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