岐阜市の長良川で行われる伝統の鵜飼いが11日夜、開幕しました。
新型コロナによる制限が完全になくなり、訪れた人たちは5年ぶりに、鵜飼いの様子を楽しみました。
岐阜市の「長良川鵜飼」は11日夜8時に始まり、腰みのや、えぼしを身につけた鵜匠が、かがり火をたいた船から巧みに鵜を操ってアユをとっていきました。 記事以下↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240512/k10014446791000.html
クライマックスは6隻の船が一緒にアユを浅瀬に追い込む「総がらみ」です。
それまで別々に動いていた船が集まり、川幅いっぱいに広がってならんで進むと、観覧船に乗った人たちは川面をわたるやや冷たい風を受けながら、幻想的な雰囲気のなかで行われる伝統の鵜飼いを楽しんでいました。
岐阜市によりますと、ことしは一部の観覧船で行っていた人数の制限がなくなり、5年ぶりに通常の状態で行われます。
今シーズンは10月15日までで、新型コロナの感染が拡大した2020年以降で最も多い9万人の乗船を目指しているということです。
岡山県から訪れた60代の女性は「初めてでしたが、なかなか見ることができないので、いい経験でした。鵜が上手に魚を捕まえていて驚きました」と話していました。
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