佐賀県唐津市と九州大学が共同開発した完全養殖のマサバの、今シーズンの出荷が始まりました。赤潮などによる不漁の影響で、例年よりも半年遅れての出荷です。
このマサバは2014年に唐津市と九州大学の共同研究によって開発され、大学名などにちなんで「唐津Qサバ」と名付けられました。
完全養殖のマサバで、食中毒の原因となる寄生虫の発見例がなく、刺身でも安全に食べられるのが特徴です。
例年は10月に出荷されていますが、今シーズンは赤潮などによる影響で不漁が続いたため、半年遅れて、4月15日から出荷が始まりました。
記事以下↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240416/k10014422391000.html
唐津市の呼子湾では午前8時半ごろ漁船が到着し、漁業者たちがおよそ1年かけて育てたマサバをかごですくい上げて、出荷用の水槽に移していました。
マサバは生きたまま県内の飲食店や旅館に運ばれるということで、佐賀玄海漁協業務課の職員さんは「やっと出荷できてうれしいです。ことしも脂がのった唐津Qサバができあがっています」と話していました。
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