26日の開催が中止となったサッカー男子ワールドカップアジア2次予選の日本と北朝鮮の試合について、FIFA=国際サッカー連盟は、試合を延期するには日程に余裕がないことから実施しないと発表しました。
試合の扱いについては、FIFAの規律委員会で協議するとしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240324/k10014400861000.html
北朝鮮のピョンヤンで予定されていたこの試合については、北朝鮮側が自国開催が困難だと伝えてきたことを受けて、22日、アジアサッカー連盟は予期せぬ事情で予定どおりに開催できなくなったと発表していました。
これについてFIFAは23日、公式のホームページで、試合を延期するには日程に余裕がないことや、代わりの開催地が決定していないことから実施しないと発表しました。
今後の対応と試合の扱いについては、FIFAの規律委員会で協議するとしています。
この試合をめぐっては、日本サッカー協会の田嶋幸三 前会長が23日の退任の記者会見で「もう試合日程を組むことはできない。6月に2試合あり、それまでにもう1試合やることはできない」と述べ、今後の日程を考えると新たに試合を組むことは難しいという認識を示していました。
ワールドカップアジア2次予選で「グループB」の日本は、今月予定されていた北朝鮮との試合のあと、6月6日にミャンマー、11日にはシリアと対戦することになっています。
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