ことしの東京マラソンでは、レース中に転倒した市民ランナーが亡くなりました。中高年を中心に人気のマラソンですが、リスクがあるといいます。
気を付けなければならないランナーの特徴は?
記事以下↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240315/k10014390851000.html
2007年から始まった東京マラソンで、ランナーが死亡するのは初めてだということです。
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ことし2月の愛媛マラソンでも、あわやという事態がありました。
6回目のフルマラソンに挑んだ山内直樹さん(65)。
今回を最後のレースと考え、完走を目標に臨みました。
レース序盤は好調に走っていましたが、後半になると急にしんどいと感じるようになりました。
コースには10か所チェックポイントが設けられていて、最後の関門は40.5キロメートル地点。山内さんは突破を目指して力を振り絞ってダッシュしました。
そして、あと少しでゴールという残り100メートル地点の橋のところで…。
山内さんは倒れてしまいました。
山内さんがフラフラと倒れる様子を見ていたのが、たまたまマラソンを走り終えたばかりの3人の消防職員です。
3人は連携して気道確保と心臓マッサージを施し、心肺蘇生を行うとともにAEDを持ってくるよう周囲に指示を出します。
そして、届いたAEDを使って処置。素早い処置のおかげで無事に救急車の中で心拍が再開しました。
意識が戻った後で、スマートウォッチの記録を確認してみたところ、当時の心拍数は195まで上がっていました。
マラソンのほかにもトライアスロンやラグビーなどさまざまなスポーツに取り組んできた山内さん。
大会の1週間前から少しかぜ気味だったといいます。
山内さんは同年代のランナーに自分のようなことが起きる可能性があることを意識してほしいと話します。
健康のためのマラソンで悲しい事故が起きないように。ランナーの皆さん、無理しすぎずに自分のペースで楽しみましょう。
記事内には気をつけるべきことが詳しく書かれています。
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