鹿児島の海を潜る一部のダイバーの間ではここ数年、かわいいと話題になっていた小さなハゼが新種であることを鹿児島大学の大学院生が発見し、ハゼの色などから「アカネコバンハゼ」と命名しました。
新種とわかったのは、「コバンハゼ」の仲間で、サンゴに生息する体長3センチほどのハゼです。 記事以下↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240314/k10014389241000.html
鹿児島大学総合研究博物館と農林水産学研究科のチームが去年6月までのおよそ2年間、薩摩半島やトカラ列島などで調査を行っていて、メンバーで大学院1年生の佐藤智水さんが新種だと発見しました。
魚体があかね色に近く、横から見たときに小判のような形をしていることなどから「アカネコバンハゼ」と命名しました。
生息しているのは、水深10メートルほどのサンゴ礁で、鹿児島の海を潜る一部のダイバーの間ではここ数年、かわいいと話題になっていたということです。
国内ではサンゴの減少でおよそ30種のコバンハゼすべてが準絶滅危惧種に指定されていて、今後、研究が進み生育環境が保全されることが期待されています。
新種を発見した佐藤さんは「非常に光栄です。新種として把握したことで保存活動に力を入れるきっかけになることを期待しています」と話していました。
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