香川県琴平町でことし4月、「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が5年ぶりに開催されることになり、出演する松本幸四郎さんらが抱負を語りました。
香川県琴平町にある現存する国内最古の芝居小屋、通称「金丸座」で上演されてきたこんぴら歌舞伎は、新型コロナの影響などで2019年を最後に見送られてきましたが、令和の大改修を経てことし5年ぶりに開催されます。
20日は、出演する松本幸四郎さんと中村雀右衛門さん、中村鴈治郎さんらが都内で会見に臨みました。 記事以下↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240220/k10014365151000.html
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240221/14/medaka-idea/4d/d9/j/o1080060115404233016.jpg?caw=800)
4年前にこんぴら歌舞伎で襲名披露する予定だった松本幸四郎さんは、「4年前に会見をしたあと中止になったことは忘れられません。こんぴら歌舞伎を復活していただきありがたく思っています。ようやく琴平町に旅に来ませんかと大きな声で言えるときが来たので、多くの人に楽しんでほしい」と述べました。
また、中村雀右衛門さんは、「羽衣」という演目で宙乗りを披露するということで「花道で宙乗りするのは初めてです。高いところは嫌いじゃないので上で暴れたい」とユーモアたっぷりに語りました。
ことしのこんぴら歌舞伎では、初めて休演日が設けられるということで、3人は「おいしいうどんを食べに行きたい」などと、琴平町での休日に思いをはせていました。
こんぴら歌舞伎は名作「沼津」や、舞踊などの4つの演目が上演される予定で、4月5日に初日を迎えます。
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