バスケットボール女子のオリンピック世界最終予選の第3戦で日本は強豪、カナダとの接戦を86対82で制し、3大会連続のオリンピックの出場を決めました。
バスケットボール女子のオリンピック世界最終予選は、4チームが総当たりで対戦し、上位3チーム以内に入るとパリ大会の出場権を獲得できます。
日本が入るグループは、4チームが1勝1敗で並んでいて勝てばオリンピック出場が決まる世界ランキング9位の日本は、世界5位の強豪、カナダと対戦しました。 記事以下↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240212/k10014355411000.html
試合は第1クオーター、日本が得意とするスリーポイントシュートを警戒して徹底して外を守る相手に対し、日本はゴール下を中心に攻め、宮崎早織選手のドライブなどで得点を重ね20対20の同点でこのクオーターを終えました。
第2クオーターは、馬瓜エブリン選手がこの試合チーム最初のスリーポイントシュートを決め、山本麻衣選手も2本のスリーポイントを決めて、50対46と前半で4点をリードしました。
第3クオーターは相手の高さのある攻撃に追い上げられ、開始およそ2分で日本は逆転を許します。
そこからは両チーム譲らない展開となりますが、ディフェンスからの速攻で山本選手がこの日、3本目のスリーポイントを決めるなど日本がわずかに抜け出し3点をリードして第4クオーターに入りました。
最終第4クオーターも接戦が続き、残りおよそ4分半で日本は79対79の同点に追いつかれました。
ここで日本は宮崎選手のドライブなど、相手のゴール下を攻めて再びリードを奪うと3点リードの残り41秒には山本選手がルーズボールを拾って苦しい体勢からシュートを決めて、粘る相手を突き放しました。
山本選手と馬瓜エブリン選手がともに21得点を挙げた日本が86対82で接戦を制し、通算成績を2勝1敗としてグループの3位以内に入ることが確定して、3大会連続のオリンピック出場が決まりました。
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