第170回芥川賞と直木賞の選考会が17日、東京で開かれ、芥川賞に九段理江さんの「東京都同情塔」が、また、直木賞には河崎秋子さんの「ともぐい」と、万城目学さんの「八月の御所グラウンド」の2作が選ばれました。
記事以下↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240117/k10014324601000.html
写真右端の芥川賞の受賞が決まった九段理江さんは埼玉県出身の33歳。
大学卒業後、研究室の助手などを務め、2021年、「悪い音楽」で文芸誌の新人賞を受賞し、小説家としてデビューしました。
芥川賞はおととし、166回の「Schoolgirl」に続き2回目の候補での受賞となりました。
写真中央の河崎秋子さんは北海道出身の44歳。
大学を卒業後、酪農を営む実家で働きながら執筆活動を始め、三浦綾子文学賞を受賞したデビュー作の「颶風の王」など複数の作品で文学賞を受賞しています。2019年からは作家としての活動に専念し、直木賞は、おととしの「絞め殺しの樹」以来、2回目の候補での受賞となりました。
写真左端の万城目学さんは大阪市出身の47歳。
京都大学を卒業後、化学繊維メーカーに勤めながら小説を書き始め、2006年に京都の大学生を主人公にした「鴨川ホルモー」でデビューしました。
その後、テレビドラマにもなった「鹿男あをによし」や、映画化された「プリンセス・トヨトミ」などの作品で人気を集め、直木賞は6回目の候補で受賞となりました。
各作品の概要は記事内に記載されています。
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