バドミントンの日本一を決める全日本総合選手権は29日、各種目の準決勝が行われ、女子シングルスで2年ぶりの優勝を目指す奥原希望選手が大堀彩選手にゲームカウント2対1で競り勝ち、決勝進出を決めました。
記事以下↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231229/k10014303321000.html
東京 調布市で行われている全日本総合選手権は大会5日目を迎え、各種目の準決勝が行われました。
このうち、女子シングルスでは、2016年のリオデジャネイロオリンピックの銅メダリストで、東京大会に続き3大会連続のオリンピック出場を目指している世界ランキング26位の奥原選手が、世界15位の大堀選手と対戦しました。
来年のパリ大会の代表を争う両選手の対戦は、第1ゲーム、奥原選手が持ち味のフットワークを生かした堅い守りと鋭いショットも決め、21対16で先取しました。
続く第2ゲームは、大堀選手の打点の高い力強いショットに苦しむ場面が見られるなど、20対22で落としました。
最終の第3ゲーム、奥原選手は再びフットワークを生かして相手を左右に振り、さらに攻撃的なショットで圧倒して21対13で取り、ゲームカウント2対1で競り勝って、決勝に進みました。
奥原選手は2年ぶりの優勝をかけて、30日の決勝では、ことし9月に行われた全日本社会人大会の女子シングルスで準優勝した20歳の杉山薫選手と対戦します。
一方、男子シングルスの準決勝では大会2連覇を目指す桃田賢斗選手と、現在、世界ランキングで日本勢トップの2位につける22歳、奈良岡功大選手の新旧のエース対決が注目されましたが、奈良岡選手が棄権したため、桃田選手は2年連続で決勝進出となりました。
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