北海道釧路市の阿寒湖で国の特別天然記念物「阿寒湖のマリモ」の観察会が開かれ、地元の高校生がマリモの生態を学びました。
観察会は、若い世代にマリモの生態を理解してもらい今後の保全につなげようと開かれました。
記事以下↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231127/k10014270231000.html
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231128/08/medaka-idea/2f/7d/j/o0984054715370158063.jpg?caw=800)
27日は、マリモが生息する阿寒湖のチュウルイ湾のほとりで、釧路湖陵高校の1年生16人が釧路市教育委員会マリモ研究室の尾山洋一さんの説明を聞きながら観察しました。
生徒たちは湖畔に打ち上げられた大小さまざまな形のマリモを拾い上げると、触り心地を確かめたり重みを感じたりしたあとで湖の中に戻していました。
尾山さんによりますと、打ち上げられたマリモは岸に打ち寄せる波でバラバラに小さくなり、再び湖の中に戻って大きく成長することで数が増えていくということです。
このほか生徒たちは、15センチを超える大きなマリモを見ることができるのは、世界でも阿寒湖だけだと説明を受けていました。
尾山さんは「自然の豊かさを若い人たちに知ってもらい、マリモの保全にもぜひ関わってほしい」と話していました。
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