奈良県と聞いて、思い浮かべるものはなんでしょうか?
これから旬を迎える柿!?
寺や大仏?
それとも鹿の数!?
魅力がたくさんある奈良県ですが、実は喫煙率の“低さ”が全国1位なんです。
2019年の国の調査で15.3%。
しかし、なぜ奈良の喫煙率が低いのでしょうか。
その理由を探っている記事です。
記事以下↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230928/k10014203781000.html
実は奈良県、もともと喫煙率が低かったわけではありません。
2001年の喫煙率は29%で全国でも28位。
しかし、2004年の調査では24.2%まで低下し、順位も3位と大きく改善しています。
なぜ急激に改善したのか。
2003年、奈良県内の小学1年生全員に、たばこのリスクを盛り込んだ絵本を配布。
保護者にも禁煙の実践的な方法を記した副読本を作成し、禁煙を促しました。
子供にたばこを吸い始める前にリスクを直接、伝えるとともに、子どもが家庭でたばこに触れる機会を減らせば、喫煙率を抑えられるという考えがあったといいます。
こうした取り組みが功を奏したのか、2013年には全国で最も喫煙率が低い県となったのです。
それ以降、3回連続で喫煙率が全国一低くなった奈良県。
各自治体が健康施策に力を入れる中、今後も奈良県は1位を維持するためには、奈良に根付いた草の根の運動をいかに長く続けられるかがカギになりそうです。
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