百日草
 

 

 全国的に危険な暑さが続き、自覚症状のないうちに命が脅かされるような「サイレントキラー」と言われるような厳しい暑さが続きます。
 時々雷の音はしますが、ぱらぱらとしか降らないので、畑はからからです。
 そろそろまとまったひと雨が欲しいところです。
 
 暑さで散歩道の花たちも元気がありませんが、そんななか、元気に咲いているのが百日草です。


 名前の通り、6月くらいから咲き始め、今もまだ元気に咲いています。雨が降らず、あまり水やりもされていないようですが、そんな中でも逞しく咲いています。

 


 

 
 

   花の少ない散歩道でモミジアオイを見つけました。
 フヨウに近い感じの花ですが、花弁のつき方や色合いが、少し違います。その名の通り、色がモミジのような鮮やかな紅色で、とても目立ちます。
 
 終戦記念日を控えて、相方が2019年7月8日に講義してくれた内容をここで紹介させて戴きます。
 
●ジャーナリストについて
 ジャーナリストとは?
 雑誌社に入ったから、ジャーナリストなんだ。
 ジャーナリストとしてアメリカに渡ってるから。
 一番問題になったのは、戦時中大本営発表を鵜呑みにして、ただひたすら情報を垂れ流した。
 その結果、250万人も死ぬことになった。
 戦後、猛省が始まったんだよ。
 報道関係者のあるジャーナリストが、ただひたすら情報を垂れ流したことを反省した記者がいる。
 それが、むのたけじ。
 自分で松明という雑誌を出して、戦後一貫して、軍部の横暴を非難し続けて、死ぬまで権力者と戦った人間だ。
 なんで、戦中大本営発表を垂れ流したと思う?
 単なる、権力寄りではなくて、権力と一緒になって、自分たちも戦争に参加してた。
 イケイケドンドンで自分達も太鼓叩いてたんだよ。
 その最大の理由は自己保身だ。
 当時、広島と長崎に原爆が落とされた時、新型爆弾投下という小さなコラム記事を書いただけだ。
 記者の誰一人も、広島と長崎に行った奴はいない。
 ミッドウェー開戦で日本の海軍は、惨敗したにもかかわらず、勝利したと報道されたからな。
 つまり、戦況なり、原爆なり、事実を事実として報道していれば、多くの犠牲者を出すことはなかった。
 その反省から、権力者の番犬としての報道であるべきだと、権力者の監視役として、国民に伝えることを本義としたんだ。
 つまり、報道の本義は権力者の横暴を国民に正しく伝えることとしたんだ。
 今はどうだ?
 正しく伝えてない。
 権力者に媚びてるから。
 なんで?
 金のため、自己保身のため。
 戦後70年、時を経て、戦後猛省した報道の在り方なんて消え去っている。
 不思議なものだな。
 権力者に媚びてる記者の方が、偉そうにいばってるよな。
 そういう人間達は、国民の未来の事など全く関心がないんだ。
 平和だからこそ、言論の自由だ、信教の自由だ、などといきがってるけど、結局は権力者に媚びるのも自由だとばかりに、うそぶいて生きてる。
 昨日も行った通り、平和憲法があるから、自由に権力者を非難することもできるのに、憲法を変えようなんて言う記者は、自分の居場所を自ら破壊してる行為だと、気付かないのかね。
 だってさあ、戦時中と違って命掛かってないじゃん。
 どんなに時の総理大臣の事をバカだ、アホだ、独裁者だと騒いでも、死刑になる事はないじゃん。
 だから、ジャーナリストの寄って来たる基盤は戦争が無いことに尽きるんだ。
 天皇も言った。
「平成の間、戦争がなかったのが何よりだ」
 権力に迎合する記者は、美醜で言うと醜い人間達だな。
 
 相方は歯に衣きせぬ物言いで、常に真実を追求し、納得のいかない事についてはとことん考えて、事の善し悪しや正邪について、結論を導き出して、常に前を向いて生きていました。


 少しでも相方を見倣って、日々精進し、その生き方に恥じない生き方をしていきたいと思います。