半夏生
 

 

 

 今日は朝から本格的な雨でしたが、夕方止みました。。
 パプリカや茄子、ミニトマトなど、畑の野菜はみんな元気です。
 
 パプリカは赤く色づくと良いのですが、待っていると、食べ時が重なってしまうので、緑のうちから、少しずつサラダに入れて使っています。
 実が柔らかくて、美味しいので、毎日夕食の時に戴いています。

 

 
 

●夏の訪れ?
 今年も楽しみにしていた半夏生(はんげしょう)がお目見えしました。
 葉っぱが半分白くなっているので、「半化粧」とも言われるそうです。濃い緑との対比で、白が一段と目立ちます。
 夏至から数えて11日目くらいが半夏生。その頃、穂がつくので、この名前がついたそうです。
 
 今年の夏至は21日ですから、随分早くから咲いています。
 歳時記では、田植えは半夏生の前にすますということで、農作業の目安となっていたんですね。
 暑い日射しの日の散歩でも、この花を見ると涼やかな気持ちになります。

 

 
 

●アマリリス
 大きな百合のような花です。
 地面につきそうなところに、きれいなオレンジの花が咲いています。鮮やかな色が魅力的です。

 

 
 

●サフランモドキ
 散歩の時に通り掛かるお宅の鉢植えに咲いてきました。淡いピンク色の綺麗な花です。タマスダレに属するそうで、確かに花弁の形が似ています。
 
 江戸時代に日本に渡来した時に、サフランと思われたことで名付けられたそうですが、可愛い花なのに可哀相です。

 

 
 

●沖縄県議選
 16日の沖縄県議選で玉置デニー知事を支持する県政与党が半数を割り、大敗しました。
 
 今まで玉置知事は米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画に反対の立場をとる県政与党(立憲、共産、社民など)と一体となって反対してきました。
 
 ですが、今回の選挙結果で、玉置氏は苦境に立たされることになりました。
 県政与党が負けた理由は「辺野古反対」のメッセージが届きにくくなった」と知事周辺は言います。
 
 玉置氏は亡くなった翁長雄志知事の後継として2期目を迎えました。ですが、その間、自公政権はほぼ玉置氏との対話に応じず、工事は進められました。
 
「安倍・菅政権の頃は戦う姿勢が分かりやすかったが、岸田政権になって司法の話ばかり。
 (県民与党のイメージ)が『反対ばかり、訴訟で負けてばかり』」
 
 とくに玉置氏が就任してから、
「国と連携が全く出来てない。県民生活に悪い影響が出ている」

 実際、翁長知事の時から国からの沖縄振興予算が減額され、国との関係悪化が県民生活に影響を与えています。とくに物価高で苦しい生活を強いられる県民の生活は置き去りにされている状況です。
 
 県民にはこの問題はもういい。別の事を訴えて欲しい。子育て対策や貧困問題、経済振興などの方が今の沖縄には必要という思いがあったからです。
 
●民意
 2019年に行われた住民投票で、約7割が「反対」を表明しました。明らかに、民意は移設反対にあります。
 
 地元記者は県民の玉置氏自身への思いは変わらないと言います。
 玉置氏も学校給食費の無償化、観光振興策などを訴えてきてはいます。ですが、県民には「移設反対の訴えばかり」というイメージがかなり広がっていました。
 
 こうした状況が「これ以上なにを言っても意味がない」と移設反対と言い続けてきた玉置氏に、県民の世論は諦め感や嫌気がさしての選挙結果となりました。
 
 国からお金をもらい、暮らしを安定させたいと思うのは当然の感情です。
 
 私たちだって、何らかの形で、住民サービスや医療費などで、国の支援を受けています。
 ですが、名護市ではそれと引き換えに工事が進みます。
 
 今回の県議選の勝利で、基地問題だけでなく、やはり自分たちの生活を優先して考えて欲しいという沖縄県民の声を私たちはしっかり受け止めるべきだと思いました。