ハナミズキ
 

 

 今日は一日雨降りでした。
 4月に入って夏日を経験した身には、少し肌寒い感じがしました。
 それでも、季節は着実に進み、木々の緑は一段と深くなり、ケヤキはこんもりとした茂みになりました。
 
 お天気が心配でしたが、室内で育てていたミニトマトを室外のプランターに移し替えました。日射しが少ないので、まだまだ弱々しいですが、お日様が出るようになれば、きっと元気に成長してくれると思います。
 
●競演
 ハナミズキが開花してきました。
 木に咲く花の中では、とても人気がありますね。
 
 大正時代に日本が友好のシンボルとして桜の苗木をアメリカに贈り、そのお礼としてハナミズキを贈られた話は有名ですね。
 今では街路樹のなかでも一番人気だそうです。
 
 赤いピンクは陽光を通すと、さらに透明感が増して、きれいです。白は青空に映えて眩いばかりです。
 
 昔通っていた散歩道にハナミズキとモッコウバラがあるのを思い出して行ってみました。
 ハナミズキは家の二階くらまでの大きな木に、可愛いピンクの花がいっぱいにつき、下の方には流れるようなモッコウバラが咲き乱れています。


 青空を背景に、どちらも、それぞれの美しさを引き立てあって、一幅の絵のようでした。

 

 
 

●コデマリ
 コデマリは枝垂れた枝に真っ白い雪のような花がこぼれるように咲いて、なかなか存在感があります。晴れた日に太陽に照らされると、白い花が一層輝きます。

 

 
 

●腸の不調
 寒暖差が激しい日が続いているため、腸の不調を訴える人が増えているそうです。
 「腸に関する悩みがありますか?」の質問に(朝日新聞デジタル557人)
 おならが多い 49%、便秘がち、36%、決まった時間に排泄できない 30%、ストレスでお腹が痛くなる 17%
 
 脳に次ぐ多さの神経細胞がある腸は「第二の脳」とも言われ、体の中で最も重要な臓器で、他の臓器をコントロールする司令塔です。
 
 受精卵として母親の体内で一番最初に作られる理由もわかります。
 
●防御機能
 動物は絶対に何かを食べていかないと生きていけません。そのために腸は絶対不可欠です。
 
 ですが、食べ物の中にある毒が腸に入ってくる前に危険を感知するのは胃です。「胃が痛い」などのサインで食べることに制御をかけます。
 
 一方、腸は栄養分を吸収する際、病原菌やウイルスなど、体に害を及ぼすものまで吸収しないように、免疫細胞が備わっています。
 
 体全体のリンパ球の半分以上は腸の周りにいます。
 腸と脳には直接的なバイパスがあって、頻繁にやり取りをして、体全体の臓器を調節しています。
 
●病気の可能性
 そのため、ほとんどの病気は何らかの意味で腸の不具合と関係しています。
 
 肥満、糖尿病、花粉症、がんなどのリスクが高くなるというデータがあります。
 
 また、便秘症の人は他の病気になりやすいというデータもあります。
 とくに高齢になると、腸の機能低下や生活環境の変化で便秘になりやすくなります。
 
●腸内細菌
 より良い腸内環境を作るには腸内細菌が大事です。
 悪玉菌も善玉菌も全てそれぞれ働きがあり、1000種類と言われる細菌全体として、機能し、体を守っています。
 
 多様な腸内細菌の基本は、母親のお腹からもらっています。
 ですが、1週間くらい食べる物を変えることでもマイナーチェンジは可能なので、バランスの良い食事を摂ることが大切です。
 
 また、12時間の間で1日の食生活が終わる方が腸にとって良いそうです。
 腸を休ませるだけでなく、空腹感が腸によい刺激になります。たくさん食べても、空腹時間を担保する食べ方が重要です。
 
 何といっても、腸が元気であれば、脳に良い刺激がいき、元気になる。やる気が出る。
 バラエティー豊かな食事と運動で、腸を元気にしていきたいですね。