日射し強く
 

 

 

   今週の始まりは夏日や真夏日続出のお天気が続きました。
   日射しも日に日に強くなり、眩しい光に日傘をさす人も多く見掛けるようになりました。
   今日はいくぶん暑さは収まり、過ごしやすいので助かります。
   
   予報では来週も平年よりかなり高いとのことですから、暑さに体を慣らしていく必要がありそうです。
   
   陽気に誘われて、花の種類も増えてきて、5月連休くらいの花がもう咲き始めています。季節の進みが早いのに今さらながら驚きます。
   
   遊歩道の草むらに黄色い花が咲いているのを見つけました。
   何かと思って近づくとカタクリでした。
   ピンクのカタクリはブロ友さんの写真でよく見掛けますが、黄色は珍しいです。

 

   
 

●ヤエザクラ
   ソメイヨシノの後はヤエザクラが咲いてきました。
   開花と同時に緑の葉が出てくるのが特徴です。


   淡いピンクの花とグリーンの二色で、葉と花を同時に楽しめます。同じ桜でもソメイヨシノとはだいぶ雰囲気が異なり、花がたわわについて、とても華やかです。

  きれいなので、散歩で通るたびに見上げるのですが、日に日に花数が増えて、壮観です。

 

   
 

●アヤメ、オダマキ
   団地の通り道にアヤメが咲いていました。今まで何もなかった地面から、すくっとまっすぐ伸び上がったアヤメには凛々しさを感じます。
   
   オダマキもよく見掛けるようになりました。日陰になるような場所に咲いていることが多いですが、背筋をぴんと伸ばした先に少し俯き加減の可愛い花が咲いています。
   紫のものが多いですが、ピンクも可憐です。

 


 

  
 

●マイナ保険証
   マイナ保険証の利用が普及していません。
   先月時点での利用率はわずか5.47%(全国)。
   
   私が毎月行くクリニックでも機械はありますが、使っている人は見たことがありません。
   知人も「使う人が誰もいないので稼働していないんです」と言われたといいます。
   
   導入当初に懸念されていた個人情報の漏洩や使い慣れていない事が表れています。
   
   そこで、厚生労働省は利用促進の切り札として、医療機関に一時金を支払うことを決めました。
   今月5月~7月に利用した診療所で最大10万円、病院で最大20万円を支給するというものです。
   
   ですが、現場からは効果を疑問視する声が上がっています。クリニックの医師は、
「結局、我々が言ったとしても、それを使うのは患者さん。患者さんが使いたいと思わなければ使わないだろう」

   このクリニックでは一応、声がけはするが、一時金が利用率向上には繋がらないと言います。
   
   また利用者からは説明不足との指摘があります。
   79歳の男性は膝のリハビリに通う病院から、突然マイナ保険証を持ってくるように言われました。
   
   現行の保険証が使えるのに、なぜ必要なのか、訊いても、クリニックも、医師会も、保健所も、いずれも納得のいく説明がありません。最後は
   「パソコンに載っていますから」
   
   マイナ保険証の必要性について、十分な認知がされていない実態が浮かび上がります。
   
●利用率8割
   一方、2年前から個別にメリットを説明してきたクリニックでは利用率8割を達成しています。
   
   業務の効率化で待ち時間の短縮、患者の情報(薬剤・健診結果など)共有化など、成果が出ています。
   
   やはり、患者が利便性を実感できるか否かが重要です。
   
●バラマキ
   政府からではマイナ保険証のメリットが届かないので、「信頼」されている医療スタッフから患者にメリットをアピールしてもらいたいという狙いでしょう。
   ですが、政府の努力不足を一時金で補うのは「バラマキ」ではないでしょうか。
   
   今後、政府は国民の理解を深める努力が必要です。
   
   さらに、そもそもカードを持ち歩かなければ、利用率は上がらないので、マイナ保険証をスマホに搭載して利便性を高める必要があります。
   
   今後、政府主導でどれだけスマホ搭載が進められるかが、普及のカギになります。