小さな花たち
 

 

 

 

   週末は20度を超える気温で5月上旬並みとなり、歩いていると汗ばむくらいの陽気でした。
   今日は13度で、冬に逆戻り。まだ厚手の上着が必要なようです。
   ただ、気温に関係なく、風が強い日が続き、乾燥していることもあって、花粉症状が少し辛くなってきました。
   
   土曜日、用事があって駅方面の道を歩いていると、梅が咲いているお宅がありました。散歩道の梅はほとんど終わっていますが、まだきれいなピンク色です。久し振りに、青空を背景に梅の花見が出来ました。

 


   

●クロッカス
   花が少なく淋しかった散歩道にも、暖かさに誘われて小さな花が咲いてきました。
   
   遊歩道には山吹色の可憐なクロッカスが顔を出し、春の訪れを告げているようです。
   いつも通るお宅の塀際には、きれいな紫色のクロッカスが咲きました。小さな花芯を包み込むように咲く姿が可愛いです。

 


 

   
 

●ビオラ
   ビオラは逞しい花です。
   土がほとんどないような場所でも、この時期になると、待っていましたとばかり、愛らしい花を咲かせます。
   
   濃い紫色は日射しを浴びると、一段と鮮やかな色になります。
   駐車場の境界線の砂利からは、淡い紫とのツートンの花が咲いてきました。予想もしていない場所での出会いは嬉しい驚きです。
   
   どんな場所でも、懸命に咲く路傍の花に元気をもらいます。

 


  

 
 

●睡眠時間
   3月15日は世界睡眠デーでした。
   日本の平均睡眠時間は7時間22分とOECD33ヶ国で最下位。
   日本は平均値の8時間28分より1時間以上短いという結果でした。
   
   日本人は働き過ぎなのでしょうか? それとも、睡眠できる環境が整っていないのでしょうか?
   ちなみに、米国は8時間51分でした。
   
●街の声は
   睡眠について、80歳の男性は
   「夜中に5回ほど起きてしまう」
   
   また70歳女性は
   「夜中の2時、3時とに起きてしまう。2時間ほど寝られず、ベッドの上で考え事をしてしまって、よけい眠れない」
   
   など、みなさん睡眠の悩みは深いようです。
   
●成人は6時間
   厚生労働省は「健康づくりのための睡眠ガイドライン」を発表。
   それによると、成人では6時間以上が推奨されています。
   
   睡眠が極端に少ないと肥満や糖尿病、うつ病などの発症リスクが高くなること、また心筋梗塞や狭心症などの心疾患のリスクが高まることが発表されました。
   
●高齢者
   一方、高齢者は寝床にいる時間が8時間以上になると、死亡リスクが1.33倍。
   9時間以上ではアルツハイマー病の発症リスクが増えることが最近の研究からわかってきました。
   
   睡眠は重要ですが、高齢者では睡眠時間よりも、長く寝床にいることがリスクになるというのは驚きました。
   高齢者の場合、個人差はありますが、1日の平均睡眠時間6時間以上を目安として、寝床にいる時間を8時間以上に増やさないことが健康を保つ上で重要です。
   
   また、60歳以上では睡眠の質に影響する中途覚醒や早期覚醒が多く、深い睡眠が減っていることも指摘されています。
   昼間の適度な運動と、就寝2~3時間前の入浴はリラックスした状態となり、深い睡眠を得る効果があります。
   
   睡眠は「時間」だけでなく、「質」が大事です。とくに春は寒暖差が大きいので、室内の温度調節や寝具を工夫しながら、快眠できるようにしたいですね。