水仙を「推薦」します!
 

 

 

   3月に入ってから数日、冷たい雨が降り続きました。
   2月はぽかぽか陽気の日が比較的多かった気がしますが、一気に逆戻りしたような気温の日が続き、また手袋の出番になりました。
   「寒さ暑さも彼岸まで」の通り、彼岸までは寒暖差が激しい日が続きそうです。
   
   11月初旬に種まきしたスナップエンドウに花が咲きました。今年の収穫が楽しみです。

 

   
 

 

●色とりどり
   日本水仙はそろそろ終盤になってきましたが、別の種類が咲いてきました。
   今まで枯れ草色だった地面から、黄色い花が咲いて、小さな春が来たようです。

 

 
  

  鮮やかなオレンジと白のツートンが目を引くのはラッパ水仙でしょうか。ここ数日の雨で少しぐったりしていましたが、今日見たらしっかり復活。日射しを浴びて、元気でした。
   
   水仙は種類が多く、長い間咲いてくれるので、これからも楽しめそうです。

 

   
 

 

●新型コロナ支援策
   3月5日、厚生労働省は新型コロナの支援策を今年度末ですべて終了することを発表しました。
   
   コロナへの公費支援は、昨年5月にコロナが感染法上の5類になったのに伴い段階的に縮小していましたが、今年4月からは通常医療に移行します。
   
   具体的には
   ①治療費は、他の疾患と同様、患者負担は窓口負担に応じて1~3割の自己負担。
   ②医療機関に対する病床確保料や診療報酬の特例措置などは廃止。
   ③入院費は、医療費が高額になった場合、最大1万円の補助があったが、廃止。
   ④ワクチンは、全額公費負担から、高齢で基礎疾患がある人以外は自己負担。
   
   これでインフルエンザと同じような扱いになるということです。
   
●街の声は
   従来までは、窓口負担割合に応じて、3000~9000円でしたが、これが4月から全額自己負担になることについて、街の人は
   
「今までみたいに無料ではないので心配」
「出せる人は出さないと健康保険が破綻しても困るし」
   など、さまざまです。
   
●治療断念
   都内のクリニックでは、まだ患者がゼロになる日はないそうです。
   
   昨年10月、それまで無料だった治療薬が最大9000円の自己負担になった時点で、患者自身による治療方法の選択に影響がでているそうです。
   
   アンケートで「陽性の場合、経口内服薬を希望する」としながら、3割負担だと9000円かかることを聞くと、辞退する人があるそうです。お金を払ってもという人は2割くらい減ったそうです。
   
   実際、治療薬の値段は、窓口負担3割の人の場合、最もよく使用される「ゾコーバ」で約1万5500円(5日処方)、高いものでは3万円近くとかなりの高額です。
   
   治療を躊躇う人が出てくるのも当然です。
   結局、市販の咳止めや風邪薬で凌ごうという人もいるでしょう。
   
   ですが、前述の都内クリニックの院長は、
「来年度から患者負担がさらに増えると、治療を断念して、結局重症化してしまって、入院してもよくなるまでハードルがある」と懸念を示しています。

   専門家も警鐘を鳴らします。
「初期に比べると重症度が低いウイルスになってるが、新型コロナはインフルエンザに比べて重症化する人の割合は高いため、引き続き注意すべき感染症であることに変わりはない」

   感染者数は確かに減っていますが、感染しない、感染させないために、基本的な感染対策は引き続き必要です。