寒かった!

 

 

 

   昨日は朝から冷たい北風が吹いて、寒い1日でした。散歩の時も、毛糸の帽子をかぶってくれば良かったと思うほどでした。
   日射しもないので、部屋も寒くて、一日中、暖房をつけていました。
   
   でも、厳冬の寒さのなか、避難生活をしている方々を思えば、たいした事はありません。
   
   花がめっきくり少なくなった遊歩道で、水仙が咲いていました。燐として咲く姿には、元気をもらいます。水仙もいろいろな種類がありますが、日本水仙は清楚で好きな花です。

 


 

●赤い実
   この時期は、実がなっている木をよく見掛けます。
   
   南天は、正月飾りによく使われますが、真っ赤な実が青空に映えてとても目立ちます。常緑の緑と鮮やかな赤が、良い彩りです。撮影させて戴いたお宅の門の上が、華やかな雰囲気になっていました。
   
   それ以外によく見掛けるのが、ピラカンサです。
   フェンス沿いに、あるいは建物を覆うくらいの背丈の木に、赤い実がびっしりとついています。南天よりも濃い赤です。
   調べたら、春に白い小花が咲くそうです。気づきませんでした。いろいろな種類があり、柿色の実もあるそうです。
   
   彩りの少ない時期に、有り難い木の実たちです。

 


 

   
 

●受験
   明日は大学入学共通テストです。
   
   能登地震で被災した受験生は、家が倒壊し、全ての教材や受験票を失ったり、慣れない避難場所での勉強に集中できないなど、大きな不安を抱えながら受験を迎えます。
   学校が被災して授業が始まらない、友達がみんないなくなって寂しくて、勉強が手につかない子どももいます。
   
   家族と車中泊を続ける受験生は
「被害の大きさを前に、体も心も追いついていない状況です」と話し、勉強に向かう気が起きないと打ち明けていました。

   この時期の受験は、被災していない学生にとっても大変です。なぜ、この時期なのか、以前から疑問に思っていました。
   
   一年で一番寒く、乾燥する季節です。インフルエンザや風邪にかかる可能性が高いので、受験生や保護者は体調管理にことのほか注意を払う必要があります。
   もちろん、万全の対策を取っていると思いますが、それでも、勉強以外に神経を使わなければいけないのは、負担です。
   
   それも含めて実力と言われれば、それまでですが、もっと季節の良い時期に移行することは出来ないのでしょうか。
   
   もう一つの問題は雪です。
   もともと雪が降る地域では、それなりの準備をしていると思いますが、それでも想定以上の積雪になることもあります。逆に、雪に慣れていない都心では、少しの雪でも交通機関に影響が出ます。
   
   受験日に、雪のために電車が遅れて、時間通りに会場に着けなかったとか、試験の開始時間をずらしたなどのニュースをよく耳にします。
   
   自分の将来を決める大事な日に、天候や病気などのため、試験が受けられない受験生が出来るだけ出ないようにするためにも、この時期の受験は考え直して欲しいと思います。
   
   時期の変更が無理でも、せめて受験機会を1年に何回か設ける配慮はあってもいいのではないかと思います。
   
●頑張って!
   明日は日本海側は雨または雪の予報です。
   全ての受験生が、無事に明日の受験日を迎え、今まで頑張ってきた成果をいかんなく発揮出来るように祈ります。