春の兆し?

 

 

 

   今日もきれいな冬空が広がって良いお天気です。
   今日は、少し気温が下がりましたが、それでも最高気温2桁なので、暖かくて有り難いです。
   本格的な雨が年末以降、降っていないので、乾燥してカラカラです。おかげで、洗濯物がよく乾きます。
   
   暖かな陽気のおかげでしょうか。もう、白梅が開花していました。
   ここの白梅は、他の所より早く咲くので、毎年楽しみにしているのですが、今年はすでに咲いていて、嬉しい驚きでした。枝にまだ5~6輪でしたが、春の息吹を感じるようです。

 

   
 

●ピンポンマム
   この時期、遊歩道の菊はそろそろ終わりかけて、淋しくなってきましたが、ピンポンマムがきれいに咲いているお宅がありました。
   
   鉢植えにして、道行く人が楽しめるように、玄関先に置いてあります。
   ピンクや黄色の菊はよく見掛けますが、爽やかなライムグリーンは珍しいです。くるんと丸くなった姿が可愛いです。
   寒さのなかでも、しっかりしていたので、まだしばらく楽しめそうです。

 

   
 

●椿、山茶花
   多くのお宅に椿の木はありますが、どれもまだ固い蕾で、開花にはまだ早いようです。
   そんななか、赤と白のツートンの椿を一輪見つけました。
   
   ここのお宅も、蕾ばかりなのですが、一輪だけ一足早く咲いたようです。濃い緑の葉っぱを背景に、とても目立ちます。椿はいっぺんに咲くことはなく、一輪咲くと、次の一輪と時間がかかりますが、それもまた楽しみです。
   
   12月頃から咲いていた山茶花は、少し散り始めていますが、木によってはまだ十分に楽しめます。
   花の少ない時期に、頑張って咲いている花たちとの出会いを楽しみに散歩しています。

 


 

   
 

●親との同居
   一人暮らしの高齢者が年々増加しています。
   
   65歳以上で一人暮らしをしている高齢者の割合は男性が15.0%、女性が22.1%。1980年はそれぞれ4.3%、11.2%ですから、その増加率がわかります(内閣府、令和4年版高齢社会白書)。
   
   親が高齢になると、健康状態や介護など、同居の必要性が高まります。
   
   同居のメリットとしては、
   緊急の事態が心配(23.8%)、子育て支援(14.9%)、介護・老後(28.9%)などが多くあがっています(フコク生命)。
   
   ですが、実際には親との同居割合は低下しているのが現実です(第7回全国家庭動向調査)。
   
   ただ、その場合でも、既婚者全体(4800人)のうち、約2.3%が同居ですが、近居も52%あります。徒歩で行けるか、少なくとも車・電車で1時間以内です。
   
   つまり、お互いの家族の生活を大事にしながら、何かあったらすぐにかけつけけられる距離で暮らしているという事です。
   
●近所付き合い
   同居しないのは、「ストレスになる」や「生活習慣が違う」。また高齢者が住環境の変化に適応できない、などがあがっています。
   
   この辺りも、昔からの団地が多く、高齢のご夫婦や一人暮らしの方が多いです。
   
   ただ、一人暮らしの危険もあります。
   健康状態や体調の変化を間近で把握できる家族がいないことで、「孤独死」になる危険もあります。東京23区だけで、4,238人の高齢者が自宅で亡くなっています(令和2年)。
   
   こうしたリスクを避けるには、離れた家族との連絡を頻繁にとる事も重要ですが、ご近所同士、「元気なのか」お互い確認し合う見守りの仕組みが大事だと思います。
   
   いざという時、助け合い、知恵を出し合い、困っている時はお互いさまの精神で乗り切る仕組みを作っておく事が、これからの高齢化社会では本当に必要だと思います。
   その大切さを、今回の能登地震でさらに強く感じました。