皇帝ダリア

 

 

 

   昨日は最高気温が8度までしか上がらず、日射しもないので、とても寒い1日でした。
   朝の散歩では、手袋が欲しいと思うくらい、指先が冷たかったです。
   明日は21度になるとか。日ごとの気温差が激しすぎます。
   
   暖かな日射しに誘われるように、水仙が咲いていました。例年より、ずいぶん早い気がします。

 

   
 

●青空に
   この時期は、散歩していても、花が少ないので、淋しいですが、そんななか、ひときわ目立つのが皇帝ダリアです。
   晩秋の青空にピンクの花が映えます。
   
   皇帝の名前通り、天に突き上げるような立ち姿は威風堂々としています。花は優しいピンク。花数は、多いものだと10~20個くらいあります。
   長い茎は、強風が吹くと、かなりゆらゆらしていますが、とてもしなやかなので、しっかり持ちこたえています。
   
   一時期、ブームのようになって、あちこちのお宅で育てていましたが、背丈が大きいので、広い庭がないと管理が難しいのでしょうか。最近は、随分減りました。
   
   普段歩く散歩道には、大きな皇帝ダリアがないので、晴れた日を選んで、4~5本育てているお宅に撮影に行ってきました。
   
   今週は晴れの日が続くようなので、しばらく優雅な姿が見られそうです。

 


 

   
 

●睡眠
   この夏、猛暑で寝苦しい夜を過ごした方が多いのでは?
   秋は良い睡眠の習慣をつけるのにぴったりの季節だそうです。
   
   よく眠れない主な要因は二つ。
   
   一つは慢性ストレス。
   精神的・身体的なストレスがあると、眠りが浅くなり疲れが取れません。脳の疲労を回復させる深い眠りが減少し、睡眠の質が低下します。
   
   二つ目は、いびき。
   吸える酸素の量が減り、肺に取り込まれる空気が減少します。そうなると、体は脳に送る酸素の量を維持しようとして、心拍や血圧が上昇します。
   結局、寝ているのに、自律神経は激しい運動をしているため、疲労が蓄積します。
   
   いびきは、疲れや飲酒、加齢による筋肉量の低下で起こりますが、少し高さがある(自分の肩の高さ)固めの枕にすることで解消されます。
   
   これは、横を向いた時に、頭、首、背筋が一直線になるため、呼吸がスムーズになるからです。向きは、消化を助ける上で、右側を下に、が鉄則です。
   
●昼寝
   日中、眠気が感じたら、昼寝が最適です。
   昼間、自律神経がアクセルをふみ続けた状態になっているのを、緩める効果があります。脳の疲労回復です。
   
   NASAでの昼寝に関する実験では、認知能力34%、注意力54%、それぞれ増加したそうです。
   
   但し、時間は20分以内。それ以上だと、熟睡モードになり、起きた後も慢性的な眠気が残ります。
   
   さらに、面白い事に、コーヒーは昼寝前が良いそうです。コーヒーは飲んでから覚醒作用を発揮するまで30分かかるので、20分の昼寝の後、すっきり目覚められるそうです。
   
●水分補給
   寝る前にやってはいけない事。
   耳は最も敏感な器官なので、寝ている間も聴覚は働いています。音楽やラジオを聴くと、警戒状態になり、眠気に影響するので、「無音」にして寝るが原則です。
   
   また、寝る前にコップ1杯の水を飲むといいそうです。
   睡眠中、汗など水分が失われると、血圧や心拍をコントロールする自律神経の負担が増し、睡眠の質が悪化します。
   
   とくに、高齢者はトイレの心配などで、水分補給を控えがちですが、専門家は高齢者ほど水分が足りないので、摂取して欲しいと言います。
   
   最近は夜がかなり冷え込むので、室内の温度調整に気を使います。工夫しながら、すっきり起きられるように、快眠したいですね。