11月なのに、夏日!
11月に入ったのに、最高気温24度と真夏日一歩手前です。
東京は25度。この連休中は良いお天気が続いて、3日連続真夏日となれば、11月としては史上初とか。
今年の異常な暑さを象徴するような暖かさ(暑さ?)です。
木々はだいぶ色づいて、落ち葉も舞っているのに、真夏日という不思議。
ですが、3年前のブログでも、11月に真夏日寸前の日があったと書いています。ですから、この厳しい暑さは今年だけのものではなく、やはり地球沸騰化に向かっているという事なのでしょうか。
●ザクロ
秋は花よりも、木の実が目立ちます。
先週、他のお宅の庭でザクロを見つけました。ちょうど良い色づきになっていました。
皮は固そうですが、中はどうなっているのでしょう。
調べたら、赤い粒(種)がいっぱい詰まっているようで、果肉にあたる部分はあまりなさそうです。
ジャムやジュースにするといいようですが、どんな味がするのでしょう。
●柑橘類
何といっても、今、一番美味しそうなのは、ゆず、みかん、キンカンなど、柑橘類です。大小さまざまな実が、色づいています。
庭があるお宅には必ず柑橘類の木があります。
相方との散歩時、「これは何かしら?」と言っていると、いつの間にか、手の届くところにある実を1個もいでいます。小さい実だと、その場でかじって、
「美味い!」とか「すっぺぇ」などと、味見。
また、後ろを歩いている相方のポケットを見ると、知らぬ間に小さなユズが入っていました。あきれ顔の私を見て、にこにこ笑っていました。
酸っぱいものが好きだったので、好奇心でやっていたと思います。
今では、笑える楽しい思い出です。
●ハナミズキ、ホオズキ
食べられませんが、ハナミズキは紅葉がきれいですし、赤い実も可愛いです。
オレンジのホオズキもきれいに色づいていました。
●クマ出没
クマ出没のニュースを連日聞きます。
東北地方を中心に、秋田、富山など、合わせて180件と過去最高で、昨年10月の20倍だそうです。
亡くなられる方もいて、各自治体は懸命な対策を実施しています。
●ペアドッグ
ユニークな取り組みをしているのが軽井沢町。
クマ対策のために特別に訓練されているペアドッグを使って、クマを探し出したり、パトロール業務をしています。
かつて、ここもクマによる被害を受けてきましたが、ペアドッグ導入後の2011年以降、人身事故はゼロ。
●共存
そのやり方は、街を「クマがいるべき森林エリア」「森林と別荘が交錯する別荘地エリア」「人間が多く住む市街地エリア」に分け、その境界線に近づいたクマを威嚇し、学習させて、森林エリアに誘導します。
クマにはあらかじめ、個体識別のための発信機をつけておきます。
夜間、発信音を頼りにペアドッグとともに境界線エリアをパトロールし、
「今度はここに出てきちゃいけないよ」と、人間が暮らしている居住エリアからしっかり押し出すとともに、クマにも教えていくのです。
クマを教育しながら地域の人にも状況を知ってもらい、両者に働きかけていくことで、棲み分け、共存が出来ています。
もちろん、「簡単ではない」とペアドッグを訓練・飼育するNPO法人の田中純平さん。
人手も予算も、それなりの覚悟も必要ですが、こうした取り組みが、被害を少しでも減らし、クマとの共存に役立つことを期待したいです。