コスモス
今日は、朝から冷たい雨で、最高気温17度。11月並みです。
先週までは、まだ蒸し暑くて、エアコンを使っていたのに、急激な冷え込みです。今朝は寒くて、思わず暖房を入れました。
明日は25度の陽気に戻るそうですが、秋も、春の三寒四温と同じく、行きつ戻りつしながら、季節が移り変わっていくのでしょうか。
桜の木の下には、もう枯葉が散っていました。一気に晩秋のようで、少し淋しい気がします。
●公園で
そろそろコスモスの季節ですが、近くの遊歩道にはありません。
一面のコスモス畑は無理でも、秋らしい花に出会いたいと、いつもと違う公園に行ったら、入り口近くに、ひっそりと咲いていました。
優しいピンクと清楚な白です。風でかなり揺られていますが、けっこう逞しくて、風が収まれば、秋空に向けてまっすぐ伸びています。
コスモスは秋桜とも書きますが、これは、山口百恵さんの「秋桜」が大ヒットしたからなのですね。嫁ぐ娘が母を思う気持ちを歌った歌ですが、作曲したさだまさしさんが「コスモス」と読ませる歌詞にしたからだそうです。
●キバナコスモス
キバナコスモスは、暑くなる前からあちこちに咲いていますが、外来種で繁殖力が強いので、毎年、その数が増えています。
暑い盛りにもずっと元気に咲いていて、今もまだ十分に楽しめます。蝶々がよく蜜を吸っています。その瞬間を撮ろうと何回もチャレンジしましたが、うまくいきません。
●大阪万博
大阪万博の建設費が当初予定の1.8倍超になると報じられていました。
当初予算は1850億円。
ですが、資材価格や人件費が高騰しているため、2350億円になるとの見込みです。
建設費の見直しはこれで2回目。これが最終になるのか、東京五輪のように、また予算が上振れしないか、心配されています。
さらに、スケジュールに間に合うかも懸念されています。
開催日(2025年4月)まで、わずか1年半余ですが、いまだに、パビリオン建設着工した国はゼロです。
最大の問題は、国民全体の関心が低いことです。
ANNの世論調査(8/19-20実施)。
「とても関心がある」⇒6%、「ある程度関心がある」⇒31%
「あまり関心がない」⇒37%、「全く関心がない」⇒26%
約6割が関心がないというのが現状です。
●必要なのか?
国民的関心が低い万博を、これだけの費用をかけて、今やる事に意味があるのか? 疑問です。
関係者は万博による経済効果をアピールしますが、ネット上でいろいろな知識が得られる時代に、わざわざ一カ所に集めてハコモノを作る意味がどれほどあるのか。「昭和の発想」としか思えません。
高度成長時代とは、環境も人々の意識も変わっています。
建設した後は、全て取り壊してしまうものに、費用をかけるより、少子化、防災など、他のものに予算をかけた方がいいと思います。
●責任は?
経費は、大阪府・市、経済界、国で、3分の1ずつ負担することになっています。
国の負担は、国民の税金です。
経費が膨らめば、税金投入が増えます。その責任は誰が取るのでしょうか?
もし、開催するのであれば、今からでも、経費やスケジュールの見直しをして欲しいです。愛知万博では、大幅な削減が出来たのです。