秋らしく

 

 

 

   暦を一枚めくったら、過ごしやすい陽気になりました。乾いた風が吹いて、秋らしくなりました。
   今日は最高気温28度、最低気温22度。ようやく、汗をかかずに散歩が出来るようになりました。
   
   昨日は、近くの小学校でサッカーの大会をやっていました。子どもたちの元気な声と、一生懸命指導する先生の声が、秋空に響きわたっていました。
   この陽気なら、熱中症の心配もなく、体を動かすのも思い切り出来ます。
   
   8月下旬に種まきしたブロッコリーが、それなりに成長してきました。売っている苗はもっと大きいですが、ここまで成長してくれたので、見守りたいと思います。

 

 

●千日紅
   濃いピンクで、アザミの色に似ていますね。
   夏の盛りを超え、今もまだ元気に咲いています。
   
   名前は、花期が長く、花の色が変わらないことに由来しています。
   背丈が小さいので、鉢植えにされているお宅もよく目にします。
   ぼんぼんのような花が、風に揺れて可愛らしいです。その分、撮影はなかなか上手くいきませんでした。

 


 

●シオン
   9月に入ってから、遊歩道でよく見掛けるようになりました。
   淡い紫の菊のような花が密集して塊のようになっているので、なかなか見応えがあります。
   
   調べたらシオン。もし、間違っていたらごめんなさい。
   五夜の頃に満開になることから、「十五夜草(じゅうごやそう)」とも呼ばれるそうです。素敵な名前です。
   
   ボランティアの方のおかげで、この時期に、楽しめる花が、またひとつ増えました。

 


  

●対馬市長の判断
   長崎県対馬市長の苦渋の決断でした。
   比田勝市長は、原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の最終処分場をめぐり、国の選定レベル第一段階となる「文献調査」を受け入れないと表明しました。
   
   理由は「市民の分断を深めたくない」
   さらに、市の主要産業である水産業や観光業への風評被害も懸念材料となりました。
   
   これに先立って、市議会では、賛成多数で受け入れを決めていました。
   
   「文献調査」受け入れで20億円が交付されます。
   その交付金に期待する声、その中には、取り敢えず文献調査だけやって20億円受け取っておけばいいとする声もありました
   
   ですが、市長は市民の間に広がった「食い逃げ論」を打ち消し、反対の決断をしました。
   発表する市長の苦渋に満ちた表情が強く印象に残りました。
   
●沖縄
   この話を聞いて、沖縄のことを考えました。
   
   県民投票で7割が辺野古移設に反対でした。にもかかわらず、国はその民意を無視して工事を進めています。
   
   沖縄でも、基地移設に対して、受け入れ賛成派と反対派に分かれ、分断を生んでいます。工事による環境や漁業への影響もあります。
   
   構図は沖縄も対馬も同じだと思います。
   基地や原発など、国の大きな政策を進める上で重要なことは、住民への十分な説明と理解、そして納得です。
   
   住民の生活を一変させ、人々の意識まで変えてしまうような政策の実施にあたっては、今後の見通しについて、もっと慎重に時間をかけて、議論を尽くしてもらいたいと思います。
   同時に、こうした問題が一地域だけの負担になっている事に、同じ日本人として心苦しく思います。