梅雨明け
先週末、こちらも梅雨明けしました。
その日から1~2日は、風が吹いて比較的過ごしやすい日でした。
今日は、また猛暑日に迫る気温。今週も猛烈な暑さが続く1週間となりそうです。
雨が全く降らず、気温が高いので、畑はカラカラ。毎日の水やりが、けっこう大変な作業になりつつあります。人間も野菜も水分補給が必要です。
●カラブランカ
今年もいろいろな百合に出会いましたが、そのほとんどが終わり、遊歩道で百合を見掛けることも少なくなりました。
そんななか、艶やかなカサブランカが咲きました。
清楚な白は気品があり、鮮やかな花芯の色が、その白さをさらに引き立てているようです。
花言葉は「高貴」「純粋」「祝福」など。結婚式でよく使われる理由がわかります。
蕾がいくつかついていたので、まだ楽しめそうです。
●合歓の花
毎年楽しみにしていた合歓の花。
通常、ネムノキは大きな木ですが、遊歩道にあるのは、腰くらいの小さい木です。今年、この辺りの木を伐採していて、もう見られないかと思っていたので、良かったです。
淡いピンクの綿毛のような花が、花火のように見えます。儚いような花には、どこか心惹かれます。
●アメリカフヨウ
赤いフヨウが、毎日、途切れることなく、見事な花を咲かせています。
大ぶりなので、おそらくアメリカフヨウだと思います。
多い日は、6~7個も咲いていて、「撮って!」と言っているようで、思わずシャッターを切りました。
元気な姿を見ると、嬉しくなります。
●内水氾濫
相次ぐ豪雨で、内水氾濫による被害が数多く報告されています。
先日の秋田での大雨の被害も、川の氾濫と内水氾濫によるものです。
一般的に下水道は1時間に50ミリの雨を排水する設計です。それ以上降ると、処理が追いつかず、道路などに水が溢れます。
河川の近くではないのに、道路が冠水したり、マンホールから水が溢れ出るのは、内水氾濫です。
近年、都市部で起きる冠水や浸水は、ほとんどがこのケースです。
先月、線状降水帯が発生して、広い範囲が浸水した久留米市では、4年連続(2018~2021年)内水氾濫が起きています。
内水氾濫の起きやすい要注意箇所は、①標高が低い所、②地下室や地下街、③アスファルトは土よりも水の浸透が遅いため、アスファルト舗装の都市部。
以前、散歩途中にいきなりゲリラ豪雨に遭遇し、瞬く間に、いつも歩いている道が川のようになり、歩くのも大変で、とても怖い思いをした事がありました。
専門家は、根本的な対策をしないと、また浸水被害にあう危険性が高いので、対策を急ぐ必要があると言います。
●私たちが出来ること
同時に、県や市がやっているハード面の対策を全部やっても、浸水域がゼロになることはないとも指摘します。
そこで大切な事は、私たちの備えです。
〇住んでいる地域のハザードマップの確認。
低く、平らな土地は、川や海から遠い内陸でも危ない箇所がある。
〇避難のシュミレーション。
とくに高齢者の避難をどうするか、早めに安全な行動が取れるように、考えておく。
早速、マップを確認し、一応安全域であることを確認しました。
近年の大雨の頻度と程度を考えると、私たちの準備や確認が大切だと、あらためて思いました。