白 梅

 

 

   今日は、朝からはっきりしないお天気で、予報では夕方には雨か雪とのことです。雨がちらほら降ってきたような気もします。
   
   今週は、日本列島を大寒波が襲い、各地で記録的な大雪となりました。
   ピークは過ぎたようですが、それでも寒さは続くので、要注意とのことです。
   
   こちらも、雪に見舞われるかと思いましたが、25日も26日も、とても良いお天気でした。とくに、昨日は朝からすっきりとした青空が広がり、山の稜線がしっかり見えました。
   
   大雪で大変な思いをしている地域の方々には、申し訳ないほどの好天で、拍子抜けです。
   
   結局、雨もみぞれも降らなかったので、畑の土はからからに乾いていました。ブロッコリーもレタスも、ぐったりしていたので、たっぷりと水をあげました。
   
●いつもの
   年が明けると、楽しみにしている白梅があります。
   
   散歩コースの始まりにある木で、毎年、ここの白梅が一番に開花します。今年は、1月に入るとまもなく、蕾が膨らんできました。
   開花は7日頃だったと思います。
   
   だいぶ咲き揃ってきたので、そろそろ撮影しようと思ったあたりから、お天気がはっきりしない日が続きました。
   白梅は、やはり青空でないと映えません
   
   そして、何日か待って、ようやく青空。
   近づくと、ほのかに良い香りがします。春の香りです。こんなに寒くても、梅は季節になると、ちゃんと花を咲かせてくれるので、元気をもらえます。
   
   相方から、
「梅は花よりも枝ぶりがいいんだから、それをしっかり撮れよ」
「桜切るバカ、梅切らぬバカって言われるからな」
   と言われていましが、いざ撮るとなると、なかなか難しいです。

 

   
 

●なんで?
   もうひとつ、楽しみにしている白梅がありました。
   教会の入り口にあり、休憩する時、二人でよく眺めていました。
   
   ところが、先日、3分咲きくらいになのに、枝が伐採されていました。せっかく花が咲いてきたのに、なんで切るのか、わかりません。
   ここに越してきて、10年近く見てきた白梅です。通行の邪魔になったり、光を遮っているわけでもありません。
   
   理由はわかりません。でも、せめて花が咲いた後に、して欲しかったと思います。地面に積まれた枝の花が、可哀相でした。

 

   
 

●地雷除去
   ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、約11カ月が経過しました。
   戦争収束の気配はなく、長期化との見通しが大勢を占めています。
   そんななか、ウクライナから技術支援を求められた日本政府は地雷や不発弾対策の支援を発表しました。
   ウクライナでは、侵攻後、国土の約30%、17万4000km2が地雷などで汚染されています。全て除去するのに、少なくとも10年はかかると言われています。
   
●日本の実績
   日本は、1992年から長年、カンボジアで地雷除去に従事してきた経験と技術があります。
   
   1997年12月には、米国や中国、ロシアの強行な反対を押し切って、戦争で地雷を使わない「対人地雷禁止条約」を、当時の小渕元首相が署名。
   そうした経緯もあり、地雷除去に、積極的に関わり、カンボジア復興に貢献してきました。
   
   今回は、そのノウハウを基に、カンボジアで、JAICA(国際協力機構)とカンボジア政府による研修が行われました。
   
   研修には、ウクライナ非常事態庁から、担当者8人が参加し、除去の方法や爆破処理などを行いました。
   24日は山梨県北斗市にある、地雷除去の機械を製造する会社で性能や使い方などの研修を受けました。
   
●息の長い支援を
   今後、JAICAでは、ウクライナの状況に合わせた地雷除去のマニュアルを作成したり、専門家チームを隣国ポーランドに派遣する予定ということです。
   
   日本が培ってきた実績や技術がウクライナ復興に少しでも役立つことは、大変嬉しいことです。
   とても長い時間がかかると思いますが、今後も息長く、支援を続けて欲しいと思います。
   
   ですが、一番は、地雷なんて使わなくていいような状態、戦争がなくなることです。本当に、1日も早く終戦となることを祈るばかりです。