蝋 梅

 

 

   今週は、今にも雨が降り出しそうな曇天、肌寒い1日で始まりました。
   これから、10年に1度という大寒波が日本列島を覆うそうです。ニュースでも大雪や寒さへの対策や注意を繰り返し、呼びかけています。
   
   水道管凍結の恐れがあると注意喚起があり、早速、外の水道に対策をしているお宅を何軒か見かけました。
   
   畑の野菜が、寒さでどうなるのか、心配です。
   雪が降りそうな時は、前もって、簡単にシート(ぷちぷちシート)を掛けておくのですが、その必要があるのか、判断に迷うところです。
   
   今のところブロッコリーやスナップエンドウは、寒さに関係なく、順調に成長しています。
   
   冬が寒いのは仕方ないですが、最低気温が氷点下となると、やはり身構えます。
   電気代や灯油代が上がっているので、暖房費はなるだけ節約したいところですが、ここまで寒いとエアコンと石油ストーブはやはり必要です。
   
   北海道では、部屋のなかを暖かくして過ごすのが当たり前なので、相方は
「部屋を温めなきゃだめだよ。とくに寝る時は、暖かくしないと寝られないよ」
   何度も言っていました。
   
   ですから、初めて、東京に出てきた時、部屋の中があまりにも寒いので驚いたそうです。とくに、学生時代は貧乏だったので、満足な暖房器具もなく、小さい炬燵ひとつで、暖をとっていたと言っていました。
   
   当時を思えば、普通だと思いますが(我が家も炬燵だけでした)、相方いわく、
「寒くて、食生活も十分でなかったから、結核になったんじゃないかなぁ」
   当時を振り返りながら言っていました。
   
   その影響で、我が家は、けっこう室温高めで過ごしてきたので、なかなか、暖房費削減は難しそうです。
   
●うっすらと香りが
   寒い冬の気候でも、春を告げる花が、少しずつ咲き始めています。
   
   蝋梅は、とても小さくて地味な花ですが、近づくと、ほんのりと甘いが香りが漂い、春めいた気分にさせてきれます。
   ご近所で、何軒か、蝋梅があるのですが、門の奥の方だったり、日陰だったりと、なかなかいい写真が撮れず、苦労しました。
   
   一枚目は、門の外から撮影。1月上旬から咲き始め、今も咲いています。晴れた日に、太陽の光が当たると、黄色い花が輝いて見えます。
   
   二枚目は、家の外壁にぴったりとつくような場所です。
   ここは、垣根がないお宅なので、近づいて香りを楽しむことができました。ただ、あいにく日陰にあるので、花の輝きはいまひとつでしたが、香りだけでも十分でした。

 


 

   
●水仙
   春の花で、一番に咲き始めたのが、日本水仙です。早いものは、確か、昨年暮れ頃に咲いたと思います。
   12月に入り、花の種類がだんだん少なくなってくる頃に、春を告げる花を見るのは嬉しいものです。
   
   日本水仙は、花持ちがいいので、寒い季節でも、長く楽しめます。多少の霜や雪にも耐えて、頑張って咲き続けて欲しいです。

 


 

●5類へ
   20日、岸田総理は、新型コロナウイルスの感染法上の分類を「2類」から「5類」に変更する方向で検討するよう指示しました。
   分類変更の議論は、そろそろすべき時期にきているし、必要なことだと思います。
   
   ですが、現在の感染状況や医療機関の逼迫を考えると、拙速な変更は、さらに医療機関に負担を与えることになります。また、一部国民に、誤解を与える可能性もあります。
   慎重に進めて欲しいと思います。
   
   個人的には、自分自身の感染予防対策は、従来通り、しばらくは(当分?)続けようと思います。
   コロナの感染は収束していませんし、インフルエンザなどの感染症が、また流行します。予防対策はやっておくのが、何より安心です。
   
   今のところ、マスク着用を続ける人が多いようです(NHK世論調査、11/1~12/6、2266人対象)。
   「できるだけ着けたまま」が27%
   「基本的に外す以前より着用機会多い」が47%
   
●後遺症
   一方、オミクロン株が主流となった事により、後遺症の種類も変わってきているようです。
   
   岡山大学の後遺症外来患者526人を調べた結果、デルタ株では味覚障害や嗅覚障害を訴える患者が多かったのに対し、オミクロン株では、倦怠感や睡眠障害の訴えがデルタ株の2倍に増えているそうです。
   
   分類変更により、後遺症患者への診療や目配りが手薄にならないか、そちらも心配です。
   
   いずれにしても、感染対策はこれで終わりではなく、今後も続くと考え、国には適切な対策は引き続き施行してもらいたいと思います。
   
   最終的には、私たち一人一人が、油断することなく、自主的な感染対策をしっかり取り続けることが、一層必要になってくると思います。