冬なのに……

 

 

   1月なのに、最高気温15度と驚くような暖かさです。明日はさらに気温が上がり、3月下旬並みの暖かさになるとか……
   今日は鹿児島で20度など、各地で、1月としては、季節はずれの最高気温になったとの事です。先日まで、大雪が降り続いていた地域では、雪崩や融雪などが心配されます。
   
   このまま暖かさが続くというわけではなく、来週はまた最高気温が一桁の寒い日がありそうです。
   
   今年の冬は暖かいのは、寒いのか、よくわかりませんが、とにかく、日々の寒暖差が激しいです。
   天気予報で言っていた、ラニーニャ現象が、関係しているのでしょうか。
   
   我が家の居間は、2面が大きなガラス窓になっているので、その日の気温だけでなく、お日様が照っているかどうかで、さらに室内の気温は大きく違ってきます。
   今日は、外はそれほど寒くないのですが、曇っているので、室内はそれほどの暖かさはありません。
   
   1月は、当分、ストーブをつけたり消したりの日々が続きそうです。
   
●薔薇
   散歩で出会う花は、パンジーやビオラなど、寒さに強い花が多いです。
   
   ところが、先日、遊歩道で薔薇が咲いているのを見つけました。すっかり、薔薇は終わっていたと思っていたのに、思わぬところに、ひっそりと咲いていました。可愛いピンク色でした。
   
   他の植え込みがあるため、見づらかったのですが、「ここに咲いているよ」と呼びかけられたような気がして、嬉しくなりました。
   
   さらに、別の場所にも、オレンジ色の薔薇が咲いていました。こんなに寒い時期でも、健気に咲いているのですね。
   あまり花に詳しくない相方でも、さすがに「へぇ~!」と驚いたことでしょう。
   
   さらに、薔薇の隣に、濃いピンク色の花がありました。
   なんという種類かわかりません。ネリネと言われるものでしょうか。少し盛りを過ぎているように思いましたが、今まで、気づかなかった所で、見つけたので、記念に撮りました。
   
   毎日歩いている散歩道でも、よく見ると、思わぬ所で思わぬ花に出会ったりすることもあるので、それが楽しみで、道端を見回しながら、歩いています。
   
   春の花も少しずつ増えてきました。
   新しい年になり、新たな芽吹きにも出会えるようになってきたことが、嬉しいです。

 


   

 


 

 

●変異株
   新型コロナウイルス感染による死亡者数が、昨日、過去最高の489人となりました。
   感染者数もそれほど大きく減少しておらず、県によっては過去最高を記録しているところもあります。
   
   死亡者が多い理由として、感染者の実数が、報告されているよりも多い可能性があること、また、もともと基礎疾患を持っていて重症化しやすい人が感染していることが上げられています。
   
   さらに、注目すべきは、変異株への置き換わりです。
   「XBB.1.5」
   オミクロン株の亜種です。
   
   米国では、今、XBB.1.5が主流になっていて、12月3日時点で、感染者全体の2.3%だったのに、1月7日までの1週間で27.6%と、12倍にまで増えています。
   新たな感染者の4人に1人は、変異株ということになり、相当な勢いで増えています。
   
   このXBB.1.5の特徴として、免疫逃避と言って、既に感染していても、ワクチン接種していても、免疫から逃れる性質が強いことです。
   さらに、米国の流行から見ると、比較的感染力が強い傾向になるようです。
   
●日本でも
   日本でも、昨日までの時点で、都内で15例、今日は神戸市内でも確認されました。
   
   米国で爆発的に増えれば、いくら水際対策を強化しても、いずれ日本にも入ってくるでしょう。
   中国で、感染が拡大していることも、懸念されます。
   
   ですが、現状は、「第8波」の収束どころか、医療現場では、かなり逼迫した状態になっていて、35都道府県で病床使用率が5割を超えています。我が県も、相当な率になっていて、驚きました。
   高齢者施設でのクラスターも多発しています。
   
   ここにXBB.1.5が入ってきたらと考えると、私たち自身はどのようにしたらいいのでしょう。
   
   この3年間で学んだことを思い起こして、今一度、一人一人がしっかりと今までの感染予防対策を徹底して行うことはもちろんですが、もし万が一、罹患した場合の対処法(薬、食料の備蓄など)を考えておく必要があるでしょう。