安価な医療を行うため
医師より安い看護師を使う、
そんな
なりふりかまわぬ
規制改革会議、
経済財政諮問会議は
”亡国の使徒”
のような存在です。
>(1)看護師による感冒、便秘、不眠、高血圧、糖尿病などに対する検査、薬の処方
>(2)助産師による正常分娩時の会陰切開、縫合
>(3)訪問看護における看護師による死亡確認や薬の処方
これらを行えるように法改正する、
ということですね。
まずは、現時点では
>助産師による正常分娩時の会陰切開、縫合
が違法、という事で
よろしいでしょうか?
…あれ?
もう助産所で
会陰切開、縫合もやっていますよね?
やっぱり
違法だったんですね。
それでも、
ここまでの案があっても、
看護師の内診は絶対にダメなんですね
どうしてなんだか…。
たとえ看護師が
死亡確認も、
処方も出来ても、
看護師による内診は絶対にダメ、と。
こんな案をみると、
あの堀病院の内診事件は
一体なんだったんでしょう?
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<規制改革>医師負担軽減で看護師の薬処方解禁…医療分野案
12月7日2時31分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071207-00000007-mai-pol
政府の規制改革会議(議長・草刈隆郎日本郵船会長)が2次答申に向けまとめた医療分野の規制緩和策の原案が6日、分かった。最優先課題に医師不足対策を掲げ、医師の負担軽減のため看護師などが行える医療行為の範囲を広げる法改正を08年度中に実施することなどを盛り込んでいる。また、医療従事者の派遣解禁や、入院日数短縮のため、患者がいくら入院しても病院には一定の報酬しか払わない「定額制」導入も明記した。今月下旬をメドに最終案をとりまとめる予定だ。
答申は医師以外の医療従事者も医療行為ができるように医療関連法を改め、勤務医の負担を軽減するよう求めている。具体的には
(1)看護師による感冒、便秘、不眠、高血圧、糖尿病などに対する検査、薬の処方
(2)助産師による正常分娩時の会陰切開、縫合
(3)訪問看護における看護師による死亡確認や薬の処方
--などの解禁を挙げた。
医師の派遣については、06年4月から産休の代替要員としての派遣のほか、へき地への派遣が認められたものの、解禁はされていない。また派遣元、派遣先とも医療機関に限定している。答申は07年度中に労働者派遣法の政令を改正し、禁止業務から医療従事者を削除することで、派遣業者でも医師や看護師を派遣できるようにし、派遣先も医療機関に限定しないようにすべきだとした。医療従事者がボランティアで救命手当てをした場合、事故が起きても免責されるよう08年度までに法整備することも指摘している。
また、入院医療費削減のため今の「1日単位」の定額制を改め、「1入院単位」とする「診断群別定額払い方式」を07年度中に導入。一律の医療費を治療結果によって変える「医療の質に基づく支払い」(08年度検討開始)、医療機関に病気ごとの治癒率などを公表させ、患者が病院を選択できる情報公開(07年度検討)なども盛り込んでいる。同会議は、混合診療の解禁についても検討しており、最終的に答申に盛り込む方針だ。
「医療従事者の役割分担の見直し」については、政府の経済財政諮問会議も検討するよう求め、厚生労働省は年内に結論を出す。しかし、日本医師会が「責任の所在を明確にする必要がある」などと慎重姿勢を崩していないこともあり、具体案の検討はほとんど行われていない。その他の項目も同省などが強く抵抗している。2次答申は、こうした現状を踏まえ、規制緩和の流れを加速させる狙いがある。【大場伸也】
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>看護師による死亡確認や薬の処方
誰が責任を取るのでしょう?
看護師が死亡確認して、
それが実は殺人や
死亡していない状態だったりして、
それでも責任は”担当医師”になるんでしょうか?
>看護師による感冒、便秘、不眠、高血圧、糖尿病などに対する検査、薬の処方
感冒
便秘
不眠
高血圧
糖尿病
そんな病気、と思っていないでしょうね(笑)。
感冒で、
肺炎、喘息、インフル、
急性喉頭蓋炎(これは難しい)、
その他疾患が見落とされる予感…。
即、死亡に結びつく疾患ですし。
不眠で大量の睡眠薬が横流しされる予感…。
高血圧や糖尿病のコントロール不良者が
大量に出る予感…。
だって、
これらの疾患は
専門の先生ですら難しいことあるのに、
看護師さんが診察して、
↓
投薬して
↓
プアコントロールで
↓
でも、コントロール不良だって事も分からず
↓
意識失って
↓
救急搬送
↓
責任は救急と担当医師
看護師さんは、お咎めなしで
また患者さんを作っていく…
…。
目に浮かぶようです。
まるで、
今ある
助産所と産科の関係のようです。
なんだか、こんなひどいこと、
戦時中の学徒動員みたいですし、
カンボジアのポル・ポト政権下の
子供医師みたいですし、
”世界一”とうたわれた日本医療を
知っている世代としては
涙が出るようなさみしさです。