つやつやの緑を
もけもけでくるんで
ナイショ ナイショ
鮮やかなグリーンを
くすんだグリーンで
ナイショ ナイショ
はち切れるまで耐えるの
大きくなるまで眠るの
ナイショ ナイショ
気持ちがはぜるように
ぷちんって殻からでるの
好きだよ 好きだよ
ナイショ ナイショ を
全部 全部 はきだした
赤い顔してえだまめを
照れくさそうにかじる
ナイショ ナイショ
僕の方がってのは
まだ心のなかで育ててる
ナイショ ナイショ
心配そうな顔の君に
わざとらしく戸惑い顔を
ナイショ ナイショ
泣きそうな君の潤んだ瞳
つやつやのえだまめ
好きだよ 好きだよ
ナイショ ナイショ を
全部 全部 はきだした
怒った君と笑った僕
間にはキラキラのえだまめ
今日もビールが美味しいみたい
深呼吸する
泣きたくなる
耐えきれなくて
爪を立てる
噛み付いて
赤いしるしをつける
生きてんだよな?
生きてんだよな?
死にたいんじゃない
生きてるのを実感したいだけ
心のなかが
涙で溢れそうなだけ
泣きたくなる
耐えきれなくて
爪を立てる
噛み付いて
赤いしるしをつける
生きてんだよな?
生きてんだよな?
死にたいんじゃない
生きてるのを実感したいだけ
心のなかが
涙で溢れそうなだけ
だから僕はいやだったんだ。
きっともうそのままではいられないから。
僕が悪いって自分を責めても、解決しない。
どうして僕じゃないのにわかるの。
どうして僕にも分らないものがわかるの。
僕は苦しい。今、苦しくてしんどい。
ねぇ、どうしてわかるの?
それは僕の意思じゃないって、
言えばよかったのに、言えなかった。
それは僕が悪いの…?
僕はただ、そこに空気としていたかった。
温めることも、包むこともできない、
ハリネズミになってたから。
だから、僕は触発されないようにしてた。
僕はとげを出したくなくて、必死になってた。
いろんな言葉の洪水を飲み込んで、
ただ、寡黙でいることに努めた。
こうやって書くと、僕が被害者みたいだ。
でもきっと、僕は加害者だ。
被害者面なんてできやしないよ?
苦しいっていうことが逃げにしか思えない。
でも、苦しいって言ってしまう自分がいやだ。
でも、苦しいって言えないほど追い込みたくない。
僕が苦しむところなのか、そうじゃないのか。
それがよくわからない。
僕はただ、毒林檎を食べさせないように
必死に隠してただけなんだ。
毒林檎が食べられなくなるまで、
内緒にして食べさせないようにしてただけ。
「ずるい」って言われても食べたら死んじゃう。
言葉の毒林檎を食べさせないようにしたかっただけ。
きっともうそのままではいられないから。
僕が悪いって自分を責めても、解決しない。
どうして僕じゃないのにわかるの。
どうして僕にも分らないものがわかるの。
僕は苦しい。今、苦しくてしんどい。
ねぇ、どうしてわかるの?
それは僕の意思じゃないって、
言えばよかったのに、言えなかった。
それは僕が悪いの…?
僕はただ、そこに空気としていたかった。
温めることも、包むこともできない、
ハリネズミになってたから。
だから、僕は触発されないようにしてた。
僕はとげを出したくなくて、必死になってた。
いろんな言葉の洪水を飲み込んで、
ただ、寡黙でいることに努めた。
こうやって書くと、僕が被害者みたいだ。
でもきっと、僕は加害者だ。
被害者面なんてできやしないよ?
苦しいっていうことが逃げにしか思えない。
でも、苦しいって言ってしまう自分がいやだ。
でも、苦しいって言えないほど追い込みたくない。
僕が苦しむところなのか、そうじゃないのか。
それがよくわからない。
僕はただ、毒林檎を食べさせないように
必死に隠してただけなんだ。
毒林檎が食べられなくなるまで、
内緒にして食べさせないようにしてただけ。
「ずるい」って言われても食べたら死んじゃう。
言葉の毒林檎を食べさせないようにしたかっただけ。