文字という名の毒林檎。 -2ページ目

文字という名の毒林檎。

書きたいことを書きたいだけ。

どうしてすぐに寂しくなってしまうんだろう
少し前まで一緒にいたのに
もう恋しくて寂しくなって心細い

隣にいるだけでなんだか芯まであったかい
離れた今はとても寒くて
冬でもないのに凍えてしまいそうで

一人頬杖をついて溜息をつく
遠いなぁ、近くて、遠いなぁ
手は届きそうなのに心は遠いのかなぁ
いろんな感情があふれる
一人で机に向かいながら
ただただ涙だけがこぼれて

やらなくちゃいけないこと
やりたくないこと
やりたいこと
やらなくてもいいこと
やってしまったこと

責任は自分にあるのに
それをすべて放り投げたくて
このままずっと遠くに行きたくて

どこにでもいけるはずなのに
どこにも行けない気がしてしまう
考えるからダメなんだよって
いつも言われてしまうけど
本当は考えないで動きたい

周りの判断も周りの声も知らない
人ごみの中だとかも知らない
思いっきり抱きしめたい
好きだって伝えたいし
さみしいとか切ないとか
言葉にならない感情も込めて
思いっきり抱きしめたい

考えなくていいなら
言葉で傷つけてしまうこともない?
はじける言葉はいつも暴力的で
自分の心に誰かの心に
なんでいつも突き刺さるんだろうか




胸の奥からぽこぽこ出てくる
きらきらしてる鮮やかな緑色で
正体はたとえるならば新芽?

きらきらしてるくせに雨粒が重くて
お日様がまぶしいと火照っちゃって
風が吹いたら風に流されるままに

新芽の緑はいつになったら濃くなる?
いつになったらもっと枝が伸びる?
花は何色のが咲くんだろうか?

それとも…
その前に枯れてしまうのだろうか?

季節が変わっても気持ちはずっと
ずっとずっと同じままではいられない
気持ちの新芽も新たに伸びていく

好きという感情だけで
この木はどこまで伸びるかな?
ちゃんと果実はなるんだろうか?

今のことろはまだ
自分の中の新芽に振り回されて
お日様に火照らされてるだけね