ESLとvoceraの戦い

また余計なものを持たされた

商売道具の聴診器でさえ、ずっと首に掛けてると重たいし、肩凝るからお尻のポッケに突っ込んで勤務してるのに。

今度はこんなものを胸につけろって。

Vocera (ボセラ？)ちゃん

一個4万円程。病院お金あるじゃん！何百万投資したんだか

iPhoneのSiriのようなもんです。色んな部署に電話かけられたり、ヘルプを呼んだり。ハンズフリーで会話ができるもの。

まぁ便利なこともあるんでしょう、使いこなせれば(笑)

これは一部の例です。

もうおわかりですね。ESL(English as a second language) な私は英語が日本語訛りなのでコマンドが通じないのです。

私「call Rachel in pacu」

Vocera 「I don’t understand, let’s try it again!」

ボセラちゃんにはぁ？何言ってんの？わかんない。もう一回言って！と返される私軽く落ち込むわ。

えっと気をとりなおして。。

「call Sarah in pacu」

「ok! Call Simon in OR!」

「no！」一言もサイモンなんて言ってないわ！

同僚も大笑い。これ完璧にみんなを笑わせるオモチャでしょ。全然使いこなせる気がしない。

しばらく真面目に仕事をしてるとボセラちゃんが胸元で話しだす。

「a message from Sarah. Would you like to listen?」

「yes」

「hey, what’s the weather like over there?」

えっ天気？あのね〜、チミが見てる天気と一緒だよ。私から5mも離れてないでしょ！

って顔を見て言うと、えっvoceraで返して。って満面の笑み。

だめだ。完全にオモチャだ今のところ。