WoTの知識 | ハウンドの不定期ログ

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依頼があったので書いておく。

WoTの攻略を教えろと言われたが、このゲームは色んなところが細かい為、攻略となると莫大な情報量となる為、基本的な部分を書いておく。



・・・・・基本的な知識
・戦車の主な弱点
基本的に戦車は、「後方」「側面」「下部」「天板」「正面から見たときの砲塔のすぐ下の部分」が主な弱点となっている。
弱点とは、つまりは砲弾が貫通する装甲の薄い部分をさす言葉だが、WoTでは「戦車ごとに装甲の厚い場所と薄い場所が違っている」為、まずは戦車の形状と名称、その弱点箇所を暗記する必要がある。
全て覚えるのは時間がかかるが、せめて形状と名称は一致させられるほどの知識は持っておいたほうがいい。弱点箇所がわからない場合は最初に挙げた箇所を狙えば大体通るので積極的に狙おう。
また、戦車によって多少の位置の違いはあれど、大抵の場合、「側面には弾薬庫」、「後方にはエンジン」がある為、貫通し、引火すれば、フルHPの戦車を一撃で文字通り吹き飛ばす事が可能である。

・昼飯の角度
戦車には傾斜装甲と呼ばれる装甲がある。
これは戦車の装甲に傾斜をつけることによって、正面からきた砲弾に対しての装甲を厚くしている(同じ20ミリの鉄板でも斜めに測ると20ミリを超える)。
つまりは、傾斜をつけることで装甲を厚くし、砲弾を跳弾させる事が出来るのだが、正面からくる敵の砲弾に対して「戦車自体を動かして角度をつける」事で傾斜装甲と同じく跳弾させる事ができる。
具体的には「相手からの砲弾が12時方向から来るすると車体を1時ないし2時、または11時ないし10時方向に向けると跳弾させやすい。」この角度の事を「昼飯の角度」と呼んでいるのである。
つまりは相手を見つけたときは、相手がいる方向へ砲身を動かし、車体だけを昼飯の角度に動かす事で防御効果を高めながら攻撃ができるのである。
ただし、傾斜装甲の戦車であれば、そこから更に角度を取ると傾斜装甲が活かされなくなる為、注意。
この事から、こちらから敵戦車に対して攻撃する際は、敵戦車の装甲に対して垂直(「車体の真横」、または「車体の真後ろ」)に攻撃するとよく通るのである。

・同じ種類の戦車でも国ごとによって特色がある。
例えば、ソ連は精度が悪いが威力があり、傾斜装甲を採用している戦車が多い。
ドイツは精度はいいがモジュール関係(エンジン等の機材)が故障しやすい。などがある。まとめると情報量が多い為、割愛する。

・隠蔽率と視認範囲
このゲームでは、隠蔽率と視認範囲というものがある。ミニマップ上で自分の車体から放射状に伸びる明るい部分。この部分は視認範囲と呼ばれ、ここに入った敵戦車は自動的にスポットされる。
ただし、視認範囲に入っていても建物の影等の死角な隠れられるとスポットされない為、注意。因みに敵戦車があまりにも近い場合は、隠れていても強制的にスポットされる。
隠蔽率が高ければ発見されにくいというメリットがある。基本的に止まっていれば高いが撃つ、移動する等のアクションを起こすと隠蔽率は下がり、発見されやすくなる。
また素の隠蔽率も戦車によって個別に設定が違う。基本的に大きいほど低く、小さいほど高い。

・木は倒すな。塀を壊しながら進むな。
初心者がよくやる奴。なんでもないような事だが、重大なミスである。
先程、隠蔽率の話をしたがあくまで「戦車が見えない」という話であり、オブジェクトの破壊は自走砲や駆逐、重戦車からも丸見えである。
木や物が壊れれば「その周辺には自分達がいる。」と敵に知らせるようなものなので、敵自走砲等の見えなくても周辺にある隠れられそうな所をサーチし、不可視のまま相手の位置を予測し射撃する「決め撃ち」の餌食となる。
多少の強引さは時には必要であるが、無意味な破壊は避けた方が賢明である。

・攻撃はターン制
撃てば殆どの戦車は再装填に時間がかかる。
その間は絶対に撃ってこないので、相手が外したら暫くは身を出しても安全である。
相手の再装填が終わる前に一発入れて、再装填される前に隠れるのがベストである。
逆にこちら側が外した時はなにもできない為、再装填するまで身を隠す必要がある。

・履帯切り
キャタピラの先端部分に砲弾を当てると、履帯を切ることが可能である。
履帯を切られた戦車は修理完了まで移動できない為、足止めに使え、集中砲火のきっかけを作ることができる。
また、修理完了するまでに同じ箇所を撃ち続ければ永遠に足止めできる。
こっちが切られたら修理キットでさっさと治して離脱してしまおう。

・必ず隊で進め。
米軍のマニュアルにもある通り、戦いは数である。どんなに強力な戦車でも囲まれれば側面や後方を滅多打ち、または正面からでも集中砲火されて終わりである。



・・・・・各戦車の特徴
◯軽戦車(LT)
・役割
偵察、観測、敵の発見、自走砲狩り。
・メリット
高い視認範囲、高い移動速度をもつ。車体が小さいため、草むらや小さい建物の影であっても隠れやすい。弾を避けやすい。
高ティア帯であれば移動速度はトップクラスになるので機動力を活かした威力偵察や相手陣地の奥に潜む自走砲を狩る事も可能。
・デメリット
砲の口径が小さいため重戦車は言わずもがな、中戦車でも砲弾が弾かれる所がある。軽装甲なので一発でも貰うと吹き飛ぶ事がある。
いかに速く敵を発見し、敵の動きや規模を観測。主力に情報を流し、前線を構成してもらい、駆逐戦車や自走砲の火力支援により、敵の主力たる中戦車や重戦車を潰す。
いわば戦場の目であり、視認範囲の狭い重戦車や駆逐戦車、自走砲などのスポットしてもらわなければ活躍出来ない車両は軽戦車に頼る部分も大きい為、チームが勝利する為にはなくてはならない存在である。


◯中戦車(MT)
・役割
遊撃、前線の構築。
・メリット
全てにおいて並みの性能を持つ戦車。
悪く言えば器用貧乏だが、上手い人が使えば無双する事もできるポテンシャルを持つ。
・デメリット
全てにおいて並みの性能なため特に挙げるべきものはないが、うまく敵戦車の弱点(戦車の後方、側面やエンジン、弾薬庫、窓など)を突かなければ砲弾が弾かれ、高火力の戦車に潰される事がある。
だが、それさえできれば基本的に対処出来ない車両はないので、自分ではPSが一番出る車体だと思ってる。

◯重戦車(HT)
・役割
攻撃、火力支援、前線の押し上げ。
・メリット
高火力の砲と重装甲で敵の撃破と味方の支援を得意とする。また総じて車体の重量が重い為、軽戦や自走砲くらいなら体当たりするだけで撃破する事が出来る。
・デメリット
遅い、被弾多い、すぐ見つかる(隠蔽率が低い)といった弱点がある。これら全ては体がデカイのが原因である。
また、再装填にかかる時間が長く、外すとしばらくの間撃てなくなるので、その隙を突かれる事も多い。一撃必中の精神が必要となる。
さらに、自走砲からはただの大きくて動きの遅い的にしか見られない為、高ティア帯ではブッシュがない場所で見つかるとすぐに砲弾の雨が降ってくるので注意。その為、進軍の際は敵自走砲の位置を予測し、射線が通らないような場所を進み、
戦闘の際は味方の支援がしやすい位置に陣取り、高火力の砲により、一撃を持ってして厄介な相手車両を確実に撃破するのが基本の動きとなる。
また装甲は天板以外比較的硬い為、駆逐戦車などの砲弾も昼飯の角度により、弾く事が可能。
というか昼飯さえ守れば大体の砲弾を弾く為、ある程度なら強引なプレイも可能である。

◯駆逐戦車(忘れた)
・役割
狙撃による敵の撃破。
・メリット
超火力と超射程。どの程度かというと、見晴らしがよいステージならばリスポーンから数メートル移動し、相手のリス地付近の橋や道路に向かって撃つだけで相手を撃破出来るほどである。ただし、その場合は大抵はスポットされていないため、めくら撃ちする必要があり、基本は当たらない。
・デメリット
砲が構造上回らない仕組みの為、狙いをつけるには車体全体を動かし狙う必要がある。
また、あくまで砲が超射程なだけであり、視認範囲は狭いのも多い為、軽戦車などの支援が必要となる。
再装填時間の長い車両もある。
しかし、火力、射程、精度は本物である為、味方と一緒に前線まで行き、戦うのも腕次第では相手の脅威となり得る。
特に重要な道路にあらかじめ砲を向けておき、敵が顔を出した瞬間に撃つ戦法は十分な脅威となりえ、通路に駆逐がいるだけでプレッシャーを与える事が出来る。

◯自走砲(spg)
・役割
山なりの射撃による火力支援
・メリット
超火力、山なりの弾道による障害物越しの射撃。
一部の人にしか伝わらないが鉄鬼でいうところの火力型である。
自走砲は戦車ではない為、他のとは少し違った戦い方になる。自走砲には普通の視点と空からマップを見下ろすような俯瞰視点の2つのモードがあり、俯瞰視点では弾道は山なりとなり、砲弾を上から落とす事で相手を撃破、または味方を支援する事が出来る。
戦車の天板はほぼ例外なく弱点である為、直撃すれば一撃で沈める事も可能である。
・デメリット
装甲が紙すぎる。どのくらい紙かというと、自走砲で走っている時に止まっていた重戦車の車体に2ミリほど掠っただけで爆散する程、紙である。
また、砲塔の旋回速度がとてつもなく遅い為、近づかれるとほぼ例外なく死ぬ。
リロード時間が長い為、外すとその間何も出来なくなる。さらにレティクルを絞っても外すときは外す為、多少の運がいる。
敵から遠距離でなおかつ味方がいるうちは高火力でなおかつ無敵な存在(実際でもヴィーナスオブバトルフィールド、戦場の女神とも呼ばれている)の為、積極的に味方を支援しよう。
しかし、性質上、知識不足なうちや運がない時は役に立たない芋プレイやnoob(下手くそ)プレイになりやすい。
しかし、外そうとして外してる自走砲はいないので外しても暖かく見守ろう。

今回はこの辺で。