旧・鋼鉄親子でゲーム漬け! -253ページ目

【解説】「日本テレネット」の伝説

▼日本テレネットの裏歴史▼



今日は私のコーナーとさせていただきます。

主人公は、もちろん私。

なんだかんだ言って、このコーナー続いてるわね・・・

すぐに潰れると思ってたのに・・・

このコーナーだけは、私が守り抜きます!

そして、私の存在感をアップするのです!

・・・と、いうわけで今回のゲーム無駄知識は「日本テレネット」についてです。
親父のネタによく使われる会社だよね・・・
知らないわ・・・そんなゲーム会社・・・

それはそのはずです。

なんたって2007年に倒産していますからね。

1983年の創立し2007年10月25日に倒産するまで、波乱万丈の運命たどった会社の「日本テレネット」の歴史を少しだけお教えします。

・・・なんか、カッコいい導入から始まってるけど、ようするに倒産したんでしょ?

クソゲーばっかり出していたとか?

いえいえ。少なくとも最半期は他を圧倒する技術力を持った会社でした。

初期はPC-98MSXPC-88X68000など、PCゲームを主力に開発している会社でしたが、最繁期にはメガドライブPCエンジンなどのコンシューマー期に進出して、こちらのほうが有名になりました。

そんな凄い技術力を持ったメーカーがどうして倒産に追い込まれたの?
・・・いろいろ要素はありますが、やはり社長が一番の問題だったと思いますね。

製作スタッフに、文句ばっかり言いつける無能な社長・・・とか?

いえいえ。逆です。

製作スタッフには、技術的な口を全く出さなかったのです。

良い社長じゃない。

やっぱり、経営と現場は出来る限り独立させるべきよね。

いえ。当たり前なんです。・・・だって、社長はゲームのド素人なのですから。

・・・え?

ゲームの会社の社長なのに、ド素人なの?

はい。

社名の「日本テレネット」からも分かるように、元々は通信関係の業務を中心に展開するはずだったらしいのですが、なにが原因かPCゲーム開発にシフトして、8bit時代に大手メーカーとして君臨したんです。

なので、もともと通信関係の社長が、ゲームについて口出しできるわけもなく、チェック体制は皆無。

それが原因で、”独創性の塊”のようなゲームが販売されることになります。

・・・すごい会社だね・・・

いわゆる「セガゲー」や「デコゲー」のハシリだったんだね。

そんな、ド素人な社長ですが、製作期間には口出しをしていたようです。

・・・ここで問題です。

ゲームのド素人の社長が、製作時間を決める権限を持ったとき、どうなるでしょうか?

・・・ま・・・まさか・・・

ゲームがド素人な社長です。

製作時間の”相場”なんて、知るわけもなく「ゲームを一ヶ月で作りなさい。」と、通常ではありえない製作時間を定めていたそうです。

い・・・1ヶ月!?

   ・

   ・

   ・

社長から、今、「企画も含め、製作時間1ヶ月で製品を出せ」って、命令が来たぞ!

・・・またか・・・

ROMの焼いたり、出荷準備のことを考えると、実質2週間で作らないといけないな・・・

じゃあ、今日中に企画を考えて、同時進行で作っていかなくてはいけませんね。
やっぱり、製作時間が短いくて済むのはシューティングだろ。
・・・でも、個性を出さなくちゃな・・・

じゃあ、下スクロールのシューティングでどうだ!

誰も、手をつけてないジャンルだぞ!!

   ・

   ・

   ・

・・・と、まあ。こんなやり取りが実際に行われていたらしく、出来たゲームが「反生命戦機 アンドロギュヌス」というゲームです。

ジャンルは、まさかの「下スクロール シューティング」。

・・・信じられないわ・・・

・・・で?そのゲームは、面白いの?

実質2週間で仕上げたゲームが面白いわけもなく・・・動きもガタガタでロクに遊べない上に、ストーリーも無理やり。

アンドロギュヌス=両性・・・と、タイトルにあるとおり、途中で男の主人公が女になります。

す・・・すごいね・・・

今ではありえない、ソフトだね・・・

このようなやり取りが、日常的に行われていたらしく、開発期間は4ヶ月未満

たとえ、RPGでさえも・・・です。

・・・こんな、会社がこの世に存在していいのか・・・って話だよね。

でも考え方を変えると、凄いと思いませんか?

たった2週間で、ゲームとして”形”にはなっているんです。

確かに、技術力は凄いわね。

はい。プログラマーも、グラフィッカーも、サウンドクリエイターも、超一流でした。

社長さえ違えば、こんなことにはならなかったのかもしれないね。

・・・はい。

この過酷過ぎる労働環境に耐え切れず、もの凄い数のスタッフが相次いで独立

それが直接的な原因で会社は衰退していき、倒産したわけです。

・・・少し、もったいない気もするね・・・そんな凄腕のスタッフが集まってたのに・・・
実は、その遺伝子は今でも残っています

・・・え!?

そうなの?

相次いだ独立の中で、一番大きかったのがウルフチーム」の独立でした。

なんたって、開発チームが丸々一個そのまんま独立してしまったんです。

それも、脱税など色々と問題のある独立だったのですが、またそれは今度・・・

そのウルフチーム。開発チーム名が、そのまんま社名になって独立し、テイルズシリーズなど、名作にも携わっているのですが、ナムコと大喧嘩

あきらかにナムコが悪いので、スタッフはウルフチームから再度独立

残ったメンバーはナムコが吸収し、ウルフチームから独立したメンバーは「トライエース」という会社で、今でもがんばってます。

・・・「トライエース」って、なんか聞いたことあるわ・・・

ほら!

スターオーシャン」とか「ヴァルキリープロファイル」とか「インフィニット アンディスカバリー」なんかを開発した会社だよ!

ああ!あの会社!?

無茶苦茶有名・・・というか、今でも元気いっぱいの会社じゃない。

はい。

ということで、日本テレネットの遺伝子は、今でもしっかり繋がっているんです。

・・・すごいわね・・・ゲーム業界って奥深いわ・・・

日本テレネットからは、数々の独立した会社があるので、それぞれを展開していくと、ものすごい人生が見えてきて、語りきれません。

それは、また今度にしましょう。

・・・あ!!!

まさか、親父が「トライエース」や「ナムコ」が嫌いなわけって・・・

はい。

こういった、一連のゴタゴタが関係していると思います。

お父さんは、ああ見えて感情的ですからね・・・。人を”資源”として見ているこの日本テレネットの裏歴史が嫌いなのかもしれません。

でも、日本テレネットって会社の歴史は、聞いてて面白いわ!

そうですか?

では、また機会があったら・・・今度は「ウルフチーム」や、同じく日本テレネットから独立した「Jフォース」などのお話をしましょうか。

【読者参加企画】決戦!人気投票

▼・・・さあ、勝負!!▼



あいかわらず、存在感がないなぁ~・・・

余計なお世話です!

好きで存在感がないわけじゃないんですよ。

まあ、わざとじゃなくても事実だよね。
・・・どうしたの?3人で・・・
いやぁね、店長と僕と親父、3人でボンバーマンやってたんだけど、店長が連勝しちゃってさ。

凄いじゃない!

チビのお父さんを倒すなんて、店長ってボンバーマンの相当なテクニックを持っているのね。

いや。

店長は、いつも何もしていない。

俺と息子で潰しあって、いつも相打ち。

店長は、敵キャラを倒しているだけで、そもそもライバルを蹴落とす行為をしてないのに勝ちを拾ってるだけ。

勝負に参加しようとしても、ブロックと敵が多くて、お二人が戦っている戦場まで行けないんですよ!

・・・それって、”勝った”って言わないんじゃないかしら?

・・・確かに・・・店長は地味よね・・・

・・・ひどいです!!

3人で、私をイジメます!

結局、このような時代、大成するのは地味な男なんです!

地味にこつこつ積み上げて言った人の勝ちなんです!

きっと、このブログでも、こんな健気な私を応援してくれている人は多いはず!実は人気NO.1だったり、するかもしれませんよ!

・・・じゃ。やってみるか。「人気投票」。

・・・は?
いや、そこまで自信があるなら、やってみようぜ!

いや、実際やるとなると、色々と問題が・・・

それに、皆さんも乗り気じゃない・・・

面白そうだね。やってみようよ!

やってみましょう。

まぁ、私が1位に決まってるわね。

皆、もの凄い乗り気だぞ。
お前ら、もし店長が1位になれなかったら、近所のジョナサンで店長がお詫びになにかオゴるそうだ。

ええ”~!?

何勝手に決めてるんですか?

私、パフェがいい!!
僕ね、僕ね・・・ドリンクバーが、いいな!!

・・・お前ら、安上がりでいいな・・・

俺は、容赦なくステーキだから。

そこんとこ、よろしく。

・・・勝手に話を進めないでください・・・

でも、どう考えても僕が1位でしょ?

一応このブログは、僕が主人公だよ?

絵を書いてるのも全部僕だし・・・。

バカね。

このブログの読者は、ゲーマーがほとんどでしょ?

ゲーマーは男。

男が男に投票するわけないじゃない。

この、あふれんばかりの色気!

絶世の美女。私に表が集まるに決まってるじゃない!

おい!!

美女がいるらしいぞ!

探せ探せ!!

・・・眼科に行って来たほうがいいんじゃない?

・・・でも、ハニーは1位にはなれないよ。
どうして?

・・・だって、”ぺったんこさん”で、ツンデレで、身長低くて・・・

そんな守備範囲を持った男性は、なかなか居ないよ・・・

息子さんも、物好きですね。
まあね。

・・・ば・・・バカ。

というわけで、息子はない。ハニーもない。店長は論外とすると、残った俺が1位だな。
親父、たぶん相当な数の敵を作ってると思うよ。

・・・確かに。

相当辛口で、頑固ですもんね。

・・・というか、私はなんで”論外”なのですか?

一本スジが通ってると思ってくれ!

そんな俺が1番だ!

まぁ、コレばっかりは、実際に読者の皆様に聞いてみないと分からないね。

今回の人気投票は、どういう形でするの?

なるべく、多くの人に票を入れて欲しいからな。

今回は、締め切りとかはナシにしようぜ!

え!?

締め切りナシですか!?

それでは、いつ集計を・・・

集計は、毎週だ。

新しく「人気投票」という新しい専用のページを作った。

そこのコメント欄に票を入れてくれ

なるほどね。

そこで、常に集計してオンタイムでランキングをするわけだね。

そう。

ちなみに、そのページは、この記事の一番下のボタンをクリックするか、この前 新しく公開した「ブログの説明」っていうページの中にある「人気投票」のボタンをクリックしてもらえれば、そこかも入れる。

清き一票を、是非私に。

いや。流石に、みんな空気読むよね?

店長はないから。

僕によろしく。

・・・べ・・・別に、私でもいいわよ?

でも、チビに入れるぐらいなら私に入れなさい。

ま。俺だろ?



鋼鉄親子でゲーム漬け! 人気投票 はこちら!!

【解説】データイーストの一生

▼データイーストの一生▼



再び、このコーナーが戻ってきました。

私が主人公の「ゲーム無駄知識」のコーナーです。

鋼鉄親子でゲーム漬け! 一生役には立ちそうにない、ゲームの無駄な知識を解説するコーナーだよね。

わ・・・私のセリフをとらないでください・・・

それでなくとも、普段から存在感が・・・

へぇ。

店長は、自分が存在感がないこと自覚してるのねぇ・・・

自覚も何も、シーズン3から登場人物紹介の欄に『存在感がないことが唯一のキャラクター性』とまで書かれてますからね・・・
このコーナーを足がかりに、一気に存在感と存在価値を高める方向です。
鋼鉄親子でゲーム漬け!

・・・ま。無理だろうね。

このコーナー自体地味だし。

いえいえ。

今日は、すごい濃い話を用意しました。

日本ゲーム史で、強烈なインパクトを残して散っていった、元祖”変なゲーム”製作会社の「データイースト」です!

聞いたことがないわ。
鋼鉄親子でゲーム漬け!

そりゃそうだよ。

ずいぶん前にゲーム作るのやめちゃって、少し前に潰れた会社だから・・・

ハニーみたいにゲームやってるのが少し短めの人には馴染みのない会社なんじゃないかな?

鋼鉄親子でゲーム漬け! ・・・と言っても、僕も聞きかじった程度にしか知らないんだけどね・・・。
鋼鉄親子でゲーム漬け! へぇ。どんなゲームを作った会社なの?

最初から最期まで、「へんなゲーム」を作り続けてました。

ゲーマーの間でデータイーストのゲームは「デコゲー」って呼ばれています。

桝田省治さんが『変なゲームならデータイースト』ってキャッチコピーをつけられたゲーム会社です。

あ!桝田省治さんって知ってるわ!

「俺の屍を越えてゆけ」を作ったり、「パタポン」とか監修した人でしょ?

そうですね。

ただ、つけた本人も、もちろんゲーマーも納得の会社の概要を的確に示したキャッチコピーだったのにもかかわらず、開発担当者たちは雑誌の取材に「我々のゲームのドコが変なのか」と反論したらしいですよ。

鋼鉄親子でゲーム漬け! ・・・変なゲームを作っている自覚なかったんだね・・・。
もう、とにかく発想が奇抜で、どんなに方向性を間違えた企画でも通ってしまい実装される懐の広い会社だったんです。
鋼鉄親子でゲーム漬け! セガよりも凄いの?
確かに、セガも「セガゲー」と呼ばれる、奇抜なゲームを世に送り続けていますが、「デコゲー」は、それとは一線を越えた・・・どちらかというと”意味不明”のラインに足を踏み込んでいるゲームなんです。
そんなゲーム会社が、日本に存在したのね・・・

もう。ずいぶん昔の会社だよね。

有名なソフトに「ヘラクレスの栄光」や「チェルノブ」。「探偵 神宮寺三郎シリーズ」なんかを作り出したんだよね。

2003年に自己破産を申告するまで、ギリギリまで踏ん張っていたんですが・・・
へぇ。結構最近まであった会社なのねぇ・・・

黄金時代が終わって、自己破産するまでがゲーム業界で類を見ない迷走振りをしているんです。

これは、もはや伝説化してます。

鋼鉄親子でゲーム漬け! あまりにも怖くて聞きたくないけど・・・何がおきたの?

もともとピンボール会社だったので、昔はアーケードが主力事業だったのですが、アーケード市場自体が縮小してきて、1998年にアーケード事業を撤退

それからコンシューマーソフトに事業を絞っていったのですが・・・

そこからが、伝説の始まりでした・・・
まず、コンシューマー事業の副業に、椎茸栽培を開始。
し・・・シイタケ!?

ええ。

その椎茸のパッケージには、しっかりとデータイーストのロゴが印刷されていたそうです。

鋼鉄親子でゲーム漬け! 潰れかけたゲーム会社って、何をしでかすか、わからないね・・・

それだけじゃないんです。

これは倒産する直前になりますが、会社の末期に「マイナスイオン発生装置」というものの事業に手を出していて、会社の再建を図ろうとしたんです。

鋼鉄親子でゲーム漬け!

・・・は?

マイナスイオン発生装置?

はい。

昔、流行しましたよね?

データイーストは得体の知れない粒子を発生させるだけの装置を開発する事業に手を出して、会社の再建をしようとしたんです。

鋼鉄親子でゲーム漬け!

・・・科学的に、完全に否定されてる物なのにね・・・

どうやって作り出したんだろう・・・

で?成功したの?

成功するわけがないじゃないですか。

その事業にも、もちろん失敗して見事に破産しました。

サンソフトや、日本テレネットなど、黄金時代を築きあげたメーカーというのは、かならず終焉をむかえる運命にあるのですが、そのメーカーは債権のために、たていは迷走します。
大体のメーカーは、ゲーム開発のノウハウを少しでも有効利用しようと、パチンコなどのシステム開発で食いつなぐことが多いのですが・・・

・・・ですが、「椎茸栽培」や「マイナスイオン発生装置」など、データイーストの迷走ぶりは、ずば抜けて異質です。

・・・これが、ゲーム業界の歴史に残るゲーム会社ってわけね・・・

ホント・・・こんな会社、今まで聴いたことなかったわ・・・

鋼鉄親子でゲーム漬け!

あ。

なんだか、無性に椎茸ご飯が食べたくなってきちゃったなぁ・・・

ねぇハニー。スーパーよって帰ろうか。

データイーストの椎茸が見つかるといいわね!

もう潰れているからありませんよ。

・・・でも、探してみたくなる気持ちは分かります。