だから言ってるじゃんね? | Honolulu Music Society byなかじー

Honolulu Music Society byなかじー

出自は日本生まれの日本育ち。
米国籍を取得してハワイに在住する音楽家であり実業家。3児の父。

今までの日本人には発想出来なかった独自の視点と解釈を元に展開されるちょっとだけ凄いブログ。
更新不定期。

​Aloha!

ベーコンはカリカリ派、なかじーです!


ステーキ肉を買いそびれていて今朝はベーコンエッグ。




日本のネットニュースで『円高だ!』っててんやわんやで大騒ぎしている様子を見たんですけど、そんなにカリカリする事ですかね?(誰が上手いことを言えと)


だってよく思い返してみてくださいよ。

142円なんて一昨年なら超円安って大騒ぎしていた水準なんですが(笑)


大体においてなんでこんなに大騒ぎなかと言えば、株価の下落ですよね。


ではなぜ株価が下落したのか?


最大の理由は日本の産業には元々明るい明日が無いからです。


もうひとつの理由。


ソレは日本の企業が想定為替レートというものを勝手に140円〜145円と設定していた事に原因がある。

想定為替レート

つまり輸出を主とする企業の円安によるメリットが得られなくなったから『円安のボーナスステージはもう終わったよね?』っていうことが露骨に表出してしまったからなわけです。


いや、そもそも……


なんで想定為替レートを140円〜145円にしたし。




そりゃ財務省の偉い人が経産省を通じてそう教えたからでしょ?




僕は以前から『コレが円安だ』っていう『認識のライン』が年々より円安に更新されているのを一昨年くらいからずっとココで言ってきているんですよ。


だってそうでしょう?コロナ武漢肺炎禍で世間がひっくり返っていた頃、$/円なんて120円台だったわけですし。


ソレを130円台になっては『円安!』140円台になって『円安!』


150円、160円で『円安!』と叫んで、150円台で『円高!!』ってアホかっていう(笑)


しかも政府、日銀、財務省が口を揃えて言ってたのは『ファンダメンタルに即していない投機的な円安である』とかいうわけでしょ。ファンダメンタル指標


いやいや。この円安は日米の金利格差以上の理由なんて無いんです。


なぜそこを見ないかというと、日銀が利上げするって事は政策金利の上昇を意味し、それはアベノミクスで政府が大量の円の増刷(米ドルの1.5倍)と引き換えに発行した国債の利子も大きく膨らんでしまうからです。


つまり政府の借金が膨らむ。


だからこそ利上げ出来なかったのに『ファンダメンタル』なんて言葉で誤魔化してウソをつき続けた。


そもそものハナシ、ファンダメンタル指標には日米の金利格差なんて載っていないわけで、ソレを理由とする事によって『利上げ』という本筋から国民の目を背けさせていられたわけです。


だからこそ財務省がやって来たのは手持ちのドル資産で市場の円を買って『介入』をする事での円高傾向を講じてきたわけで、それとて1円分円高にするために1兆円分の外貨準備高を切り崩して『介入』をやってきたわけでしょ?


しかしながら財務省がやって来た『介入』っていうのは紛れもなく為替操作だし、


ソレは投資家達が金利の安い円(0.1%)を売って、金利の高いドル(5%)を買うことって資産防衛をする上での手段としては至極当たり前の判断です。


ソレをいかにも悪し様に言って、まるで自分達には『円安』による悪害が一切ないみたいな言動をし続けた。


そんなん財務省のやってきた『介入』の方がよほど『投機的な操作』でしょうが。


しかしソレもすぐ戻されて来たし、口先介入は焼け石に水どころか火に油でしたよね。


ソレがね、ほんのちょっと利上げ(+0,1%)したらコレだけテキメンに為替レートは変わるわけなんだから、『だから言ってるじゃんね?』としか(笑)

 

まぁトランプ元大統領が新たに就任したらさらに円高は加速するのは間違い無いしウクライナ問題も早期解決の目処が立つ。


え?ハリスの支持が上がってるって報道されているって?


そんなのヒラリークリントンの時もあったじゃん(笑)


今回は不正が行われないよう僕らは必死に阻止しますよ。見ていてください。



Mahalo!