『ネットでナンパ』という時代があった件。 | Honolulu Music Society byなかじー

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出自は日本生まれの日本育ち。
米国籍を取得してハワイに在住する音楽家であり実業家。3児の父。

今までの日本人には発想出来なかった独自の視点と解釈を元に展開されるちょっとだけ凄いブログ。
更新不定期。

​Aloha!


僕がまだ日本にいた頃、日本人として暮らしていた頃の出来事って実は今でも時折り懐かしいんです。


僕は1990年代末くらいからインターネットってモノに出会って以降、わずか数年でガラケーでブラウジングが出来る世の中になって、それからはもの凄い勢いでネットにハマった記憶があります。


今では考えられないですけど当時はまだパケット料金ってものが定額制じゃなかったので気づいたら携帯料金が何万も掛かっててビビった、なんて記憶が皆さんにもありますよね!(アラフォー確定)


その頃って個人でホームページを作れるレンタルサイトとか前略プロフィールなんかが流行っていたのもあって『ネットでナンパ』とかガチで流行っていたのですよね。


Wikipediaには載っていませんが、このAmebaを運営するサイバーエージェントもかつては『moblog』という疑似的なホームページ作成サービスを提供していて、そこではそうした『個人のホームページ』の作成が手軽に作れるようにテンプレート化されている作りになっていて、そこではユーザー同士がコメントし合ったり相互フォローをしあったり出来るようになっていました。アメブロが出来る前から同じようなサービスを提供していたわけですね。


またmoblogのポータルにおいては月度の人気ランキングのようなモノもあったので、そこで人気の『ネットアイドル』は結構可愛い子も応募していました。タレント並みに可愛い子、露出の多いグラマーな子なんかは何人もランク上位に居たりしたので普通に街中で女の子と出会うよりは『効率よく』見た目が綺麗でセクシーな女の子と仲良くなれました。


まぁ僕も若かったですし可愛い女の子と知り合ったら、やはり文字だけのやり取りから電話でお話し。やがては会いに行って『やる事』をやらないと収まらない時期だったので、週末には方々に車で出かけたものです。なんとなればそうした『ネットアイドル』って実は田舎の子が多かったからなんですよ。


要は田舎であまり出会いが無いからちょっと承認欲求強めの子は地元じゃ満たされない事も多いわけで、加えて地元で露出度の高い服装してたら変な噂を立てられるかもしれなくても、ネットで胸の谷間とか見せれば男どもから大絶賛されるわけじゃないですか(笑)


セクシーな写真をネットに上げればたくさんのコメントが付いて褒めてもらえる。

実生活では惚れた男に振り向いてもらえないとか彼氏から浮気をされたとかっていう子は自己肯定感が極めて低くて女としての自信が損なわれている事が多いわけで、それを補うためにネットでオッパイの谷間を見せて褒めてもらうっていう図式、今でもあるのかもですね。知らんけど(笑)


そういう『ニーズ』がある事はいろいろな女の子と絡みがあるうちにわかってきていました。だから仕事が休みの日なんかはよく朝早くから車を出して地方に遠征して女の子達との逢瀬を楽しみましたよ。


僕は今までに北は北海道から秋田県、宮城県、福島県、群馬県、埼玉県、千葉県、新潟県、長野県、静岡県、愛知県、大阪府、三重県、熊本県、福岡県に行ったことがあるんですが、それは全部ネットで知り合った女の子に会いに行くためにその地を訪れたのがきっかけです。


いま考えても凄まじくも無駄な行動力だったと自分でも思います。言うたら『ビョーキ』です。


別にね、単に女の子とセックスしたいだけなら地元でナンパしたり彼女作ってさせて貰うとか風俗行ったりするのが普通なんでしょうけど、なんかこう見ず知らずの縁もゆかりもない土地に『埋もれてる』可愛い女の子と仲良くなって、わざわざ会いに行ってあげて感動の対面を果たし、そして一夜を過ごすっていう事に『男のロマン』があった気がしたのですよね、当時は。


まぁ僕が『なかじー』としてギター絡みでネットに出て来たのは多分2005年くらいのハナシでしたのでその頃にはそうした『ビョーキ』も落ち着いては来ていますからそんな僕を知っている人はすでにネット界隈には居ないのでしょうし、その当時遊んでいた女の子達だっておそらく今やアラフォー。それぞれみんな家庭に入っていい奥さん、お母さんになっているのだと思います。


いやぁしかし我ながらよく遊んだと思います。

でもそんな風にはちゃめちゃをやって来たからこそ今は落ち着いているしなんだかんだでウチの奥さんが今までに出会って来たどの子より可愛くてスタイルもいいし年齢差がひと回り以上若い子なわけで、なんだかんだとはちゃめちゃをやって来たわりには今が1番幸せかなって。


何が言いたいか、というと、


人間、チャンスというものが目の前にあった時にいかに全力で猛烈にダッシュ出来るか?って事が大事なのかなぁと。


やっちゃダメな理由、停滞している理由、やらない方がいい理由、諦めた方がいい理由。


こういう事に自分が慣れてしまう事が1番マイナスなんじゃないかと。


チャンスがあった時に間髪おかずに突っ走れる『クセ』をつける事を人生の中で養われるようにしたおかげで今の自分があるのだなぁと思ったりします。


需要があるかはわかりませんがガラケーネット環境黎明期のお話しでした!


以上です。


Mahalo!